日本郵便、年賀状をすべてLINE上で完結できる「スマートねんが」を提供開始 住所を知らなくても紙の年賀状を送れる

日本郵便は、購入・作成・送付・受取・保存といった一連の年賀状体験を“すべてLINE上で完結”できる新たなサービス「スマートねんが」を2021年12月8日から提供を開始すると発表した。

【開発の背景】

年始にあいさつを交わす文化は、長い年月をかけて私たちの生活に根付き、年賀状もその文化の一部として、多くの人が利用してきた。

近年では、パソコンやスマートフォンの普及により、EメールやSNSといった手段を通じてのあいさつも広まっている。

このように年始のあいさつの形が変化していく中でも、「年に1度は大切な人のことを想い、心をこめて年始のご挨拶をしたい」というニーズは根強く存在すると我々は考えているとのことだ。

そのような背景のもと、本来の年賀状が持つ“心をこめる”という温かさの源としての「手づくり感・カスタマイズ性」を伸長しつつ、時代に沿った「手軽さ」を付加した、「DX時代の新しい年賀状のかたち」として同サービスを開発。

サービスの特徴

■LINEにとどく

スマートねんがでつくったデジタル年賀状は、友だちにLINEで送ることができ、相手のLINEトークに直接、年賀状がとどく。

■デジタルならではの“動く年賀状”がつくれる

「手書き/打ち文字メッセージ」はもちろんのこと、「動くエフェクト付きテンプレート」「動画挿入」「ボイス挿入」「動くスタンプ挿入」など、自由にカスタマイズしながらデジタルの特性を最大限に活かした動きのある年賀状を作成することが可能であるとのことだ。

■年賀状パックの購入で、期間中は送り放題

デザインテンプレート5種入り(無地含む)のトライアルパック(200円・税込)から全30種のテンプレートが全て利用できるプレミアムパック(500円・税込)まで、三つの「年賀状パック」のいずれかを購入して利用スタート。期間中は何人でも、何通でも送り放題であるとのことだ。

・支払いはクレジットカードまたはLINEPayが利用できる。
・年賀状パックは、差額を支払うことでアップグレードが可能
・LINEでの送付の場合、グループLINEへの送付も可能。

なお、LINEでは2022年1月1日から2022年2月4日まで送ることができる。

■相手の住所が分からなくても、作成した年賀状は印刷・投かん依頼が可能

つくったデザインの印刷・投かん依頼も、別途230円(税込)/枚の料金(年賀はがき代込み)で利用できる。

宛先住所の確認はLINEのトーク画面上に相手の住所入力フォーマットへのリンクを送り、住所を入力してもらうため、送り手が住所を知ることなく紙の年賀状を送ることができるとのことだ。

■つくった年賀状ともらった年賀状は年度ごとに保存され、管理も簡単

友だちから届いた年賀状は届いた年度ごとに整理されて保存される。
さらに、自分が送った年賀状も、年度ごとに整理されて保存されるとのこと。

■いつでもどこでも、すぐにつくれてすぐに送れる

LINEだから移動中などの空き時間に作成が可能。つくってすぐに送れるため、例えば1月1日に撮影した動画を使用して送ることも可能。

なお、作成・保存した年賀状を送付できるのは1月1日以降となる。

■抽せんで合計1万本のLINEポイントが当たる「スマートねんがくじ」

1月10日までに“スマートねんが”に届いた年賀状を見ると「スマートねんがくじ」に参加できる。

日本郵便は「スマートねんが」のサービスにおいて、デジタルならではの機能・楽しみを拡張し新年の挨拶における「新たなワクワク」の創出にチャレンジしていくとしている。

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