中部電力は、「中部電力グループにおけるDX(デジタル・トランスフォーメーション)の取り組み」を取りまとめ公表した。

同社グループは、脱炭素化に向けた政策の加速やDXの進展、新型コロナウイルスの感染拡大などの事業環境変化をビジネスチャンスと捉え、果敢にチャレンジするため、2021年11月に「経営ビジョン2.0」を策定。

経営ビジョン2.0の実現に向け、同社グループはDXを推進していくという。

具体的には、企業価値そのものである人財一人ひとりの成長・活躍を通じて、同社グループのDXとなる「お客さまサービスの変革」と「業務の変革」を推進するとのことだ。

また、人財一人ひとりが達成感を感じながら、自律的な働き方を可能とする「業務の変革」として、デジタル技術やデータの活用等による業務の高度化を追求し、ライフ・ワーク・バランスの充実を実現を目指すとのことだ。

なお、DX人材の育成に向けては、2020年代後半には、全ての従業員がITリテラシー教育を受講すること、また、DX推進・キーパーソン要員数を600人超とすることを掲げている。

同社は、これらDXの推進を通じて、すべてのステークホルダーとともに持続的な成長を実現していくとしている。