太陽油化、東京栄養サミット2021契機に「栄養コミットメント」発表 「貧困撲滅」へ

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太陽油化は、アセンティア・ホールディングスとともに、2021年12月7日~8日に開催される東京栄養サミット2021(主催:日本政府)を契機に、栄養改善の具体的な目標である「栄養コミットメント」を発表し、10月14日にコミットメント登録サイト(Global Nutrition Report)に登録したと発表した。

同社は「快適のために、あの手この手」というコーポレートスローガンのもと、社会の課題を事業で解決することを理念としており、2030年までに世界の貧困問題を解決するため道筋としてマイクロフランチャイズモデルを構築し、アフリカをはじめとする貧困や飢餓が課題の国々に食糧と仕事を生み出すことを目標に、この「栄養コミットメント」を策定。

具体的な目標を、東京栄養サミットを通じて国内外に発表することで、社会に向けてその実現を固く約束するという。そして、透明性の高い進捗報告とフォローアップに着実に取り組んでいくとしている。

私たちのコミットメント
「食料安全保障と農民の生活向上による栄養改善」

コミットメント:
太陽油化とアセンティア・ホールディングスは、2022年3月から2029年12月までの8年間で、アフリカ諸国の複数の農家を対象に、農業生産量を1.1~1.5倍、農薬・肥料の使用量を60~80%削減することを約束するという。
これは、農家の人々に低コストのソリューションを提供することで、収穫量の増加や農薬・肥料の使用量の削減を支援する新しいビジネスモデルを開発することで達成されるとのことだ。

具体的なアクション:
各国のニーズに合ったマイクロフランチャイジーという新しい農業ビジネスモデルを、現地の関係者と協力して構築し、収穫量や作物の品質を向上させることで農家の生活を改善するとともに、有機農業に必要な教育を行う。
マイクロフランチャイズは、非常に低コストで現地生産が可能な土壌改良を中心に展開。

責任者:
太陽油化、アセンティア・ホールディングス

測定項目:
収穫量、現在の農薬・肥料の使用量、農家の利益

ベースライン:
農薬や化学肥料を大量に使用しているにもかかわらず、収穫量が少なく、環境や土壌の質が大きく損なわれている農家

タイムライン:
2022年初頭に5カ国でオペレーションを開始。2023年までに農家の人々と成果を確認する。2023年末から、マイクロフランチャイズモデルを周辺地域や近隣諸国に拡大する。

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