フリマアプリ「メルカリ」を運営するメルカリと、セブン‐イレブン・ジャパン(以下、セブン‐イレブン)、ファミリーマート、ローソンは、メルカリのマーケットプレイス上で、3社の商品が、より安心・安全に取引できる環境の構築を目指し、共同で様々な取り組みを実施する覚書(以下、同協定)を締結したと発表した。
同協定では、コンビニ大手のセブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソンがメルカリに特定のキャンペーン情報や商品情報等の詳細を事前に共有し、共有情報に基づきメルカリが出品物の監視を行うことで、メルカリの利用規約に違反する出品を防止し、ユーザーがより安心・安全に取引ができる環境の構築を目指すという。
なお、コンビニ大手がフリマアプリの事業者と二次流通での対応で協業するのは今回が初めて。
■覚書における連携内容
<セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン>
メルカリに対する、特定のキャンペーン情報や画像などの提供
<メルカリ>
セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソンと個別に協議の上、合意した特定の商品について、「メルカリ」の利用規約に違反する出品への削除対応の実施
メルカリは、同協定に基づき、セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソンとともに、ユーザーがより安心・安全に取引できる環境の構築に努めていくとしている。
なお、メルカリでは2021年1月、メルカリのマーケットプレイスに参加するすべての人の拠り所となる基本的な考え方をまとめた「マーケットプレイスの基本原則」を公開。
今後、メルカリは様々な一次流通企業との対話や連携を強化し、ユーザーに適切な情報を提供していくことで、誰もが安心して参加できるマーケットプレイスを目指していくとしている。