ヤフーと社会福祉法人 中央共同募金会(以下、中央共同募金会)は、日本最大級のインターネット募金サービス「Yahoo!ネット募金」にて、生活に困窮している人や社会的な孤立状態で支援を必要としている人などが年末の時期を安心して過ごせるように、地域福祉活動の実施などを目的とした募金窓口を開設したとのことだ。

今年も12月1日より「つながり ささえあう みんなの地域づくり」をスローガンに「地域歳末たすけあい運動」が始まっている。

同運動は「赤い羽根共同募金」の一環として、地域住民やボランティア・NPO団体、民生委員・児童委員、社会福祉施設、社会福祉協議会などの関係機関・団体が協力のもと、地域で暮らす誰しもが安心して年末の時期を過ごすことができるように住民の参加や理解を得て実施されているという。

また、新型コロナウイルス感染症の影響により、生活困窮や社会孤立の課題が深刻化している。

そのため2021年2月に政府が孤独・孤立対策担当室を設置したり、孤独・孤立の実態を把握するための統計調査を実施し、実態を把握するなどの対応を行っているとのことだ。

そのような背景から「Yahoo!ネット募金」は、中央共同募金会とともに募金窓口を開設。

集まった寄付金は、相談や訪問活動、居場所づくりなど地域の福祉ニーズをもつ人(世帯)への支援の実施、地域のたすけあいによるセーフティーネットの構築を含む生活困窮者に対する支援の仕組みづくりの活動費などに利用するとのことだ。

「Yahoo!ネット募金」は、「『想い』を集めて『世界』を変える。より良い世界に変えることで、すべての人々を幸せに」をミッションに掲げている。

今後も使いやすいプラットフォームの提供や多様な寄付先団体の情報提供を“情報技術のチカラ”を通じて行うことで、寄付文化浸透の促進を目指し、孤独・孤立などに困っている人たちへの支援などを実施していくとしている。