メルカリは、マガジンハウスと連携し、メルカリアプリ「ピックアップタブ」内にて、雑誌特集と紐づいたコラボレーションコンテンツ企画を開始すると発表した。

コラボ第一弾として、「BRUTUS」編集部がキュレートした「珍奇植物」を配信するという。

背景

メルカリは、「新たな価値を生みだす、世界的なマーケットプレイスを創る」ことをミッションに、誰かにとって不要になったモノが、他の誰かの役に立つ、そんなマーケットプレイスを目指してきた。

月間の利用者数は約2,000万人、累計出品件数は20億品を突破するなど、充実した品揃えによって、ユーザーは売り買いを楽しんでいるという。

一方、ユーザーへインタビューをするなかで「メルカリを使いたいが、欲しいモノの見つけかたがわからない」「よい検索キーワードが思いつかない」という声が寄せられている。

そのため、季節トレンドやモノについての専門性を持つ外部メディアによってキュレートされた商品を紹介することで、「メルカリ」内でトレンドを知り、おすすめのキーワードを通じてモノと出会える体験を提供するべく、今回マガジンハウスとコラボレーション。

マガジンハウス編集部の持つ専門性の高い情報を活かし、アイデアを組み込んだコンテンツを配信することで、ユーザーに楽しい体験を提供するだけでなく、既存メディアとマーケットプレイスの新たなシナジー創出を目指すとのことだ。

コラボ概要

マガジンハウスの刊行する雑誌「BRUTUS」と「Hanako」の編集部が、雑誌の特集企画と連動した旬のキーワードを使って複数のアイテムをキュレートし、「ピックアップタブ」にて配信。

コラボ開始日
「BRUTUS」:12月2日より、全10回(隔週更新)
「Hanako」:12月29日より、全10回(隔週更新)

マガジンハウス 「BRUTUS」編集長 西田善太氏のコメント
オファーをいただいた時「人は欲望の30%しか言語化、可視化できていない」という話が頭に浮かびました。「メルカリ」上で、その可視化のお手伝いができたら、ちょっと面白いのでは?というのが企画の始まりでした。
毎年23冊、多種多様な特集を世に送り出す私たちが選んだキーワードで、お客さまの欲望をどれだけ刺激できるか?とても楽しみです。

マガジンハウス 「Hanako」編集長 田島朗氏のコメント
雑誌はきっかけづくりが上手です。ページをぺらぺらとめくるだけで、自ら探しに行ったわけでもない情報にうっかり出会わせてくれる。その雑誌ならではの体験を「メルカリ」上で展開することができたら、お買いものの楽しみがまたひとつ増えるかもしれない。そんなワクワクを今から感じています。

「ピックアップタブ」とは
季節のトレンドや流行しているアイテム、また「メルカリ」ならではの意外なアイテムやキーワードとの出会いを提供する、「メルカリ」アプリ内の機能。

メルカリは、今後もユーザーに新しいモノと出会う楽しみを提供していくとしている。