農林水産省は、2021年度より、食料・農業・農村基本計画に基づき、食と農のつながりの深化に着目した新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を実施。今回、農林水産省と吉本興業がタッグを組み「よしもともニッポンフードシフト」をスタートし、キックオフイベントを開催したことを発表した。

イベントでは金子農林水産大臣から、よしもと「食」芸人へ「ニッポンフードシフト」の推進活動の委嘱状を伝達したとのことだ。

「よしもともニッポンフードシフト」

よしもともニッポンフードシフト

金子農林水産大臣より、食にちなんだ芸名をもつ、よしもと「食」芸人を代表して吉本興業 代表取締役副社長 藤原寛氏へ委嘱状の伝達を実施。

藤原副社長は今回の連携にあたり、以下の通りコメントした。

「吉本興業の100組を超える数の芸人が「食」にまつわるコンビ名をつけておりました。みんな食いしん坊だと思います。国内の食の魅力はもちろん、食にまつわる課題についても、主に若い方々に向けて発信し「ニッポンフードシフト」を盛り上げていきたいと思います。」

また、藤原副社長の呼びかけによるフォトセッションでは総勢37名のよしもと「食」芸人が勢揃いし、取組への一歩を踏み出したとのことだ。

フォトセッション

よしもと「食」芸人のトークセッション

よしもと「食」芸人が、食にちなんだ芸名・コンビ名の由来などのネタを披露。さらに、日本の「食」の未来やそれを支える農林水産業や農山漁村の大切さを知ってもらうためアイデアを提案し合い、最後にそれぞれ今後の活動に向けた意気込みを伝えたという。

銀シャリは、よしもと「食」芸人が全国の食の現場を取材し動画で公開する「ニッポンフードシフト漫才化プロジェクト【農林水産笑】」での取材の様子を写真で紹介。

COWCOWは「毎日牛乳やヨーグルトなどをおいしくいただいています。冬になると牛乳の消費が落ちてしまい、廃棄されてしまうことも多いため、みなさんにもたくさん飲んでいただければと思います」と、熱く語ったとのことだ。

「ニッポンフードシフト漫才化プロジェクト【農林水産笑】」では、農業と食品産業の発展のため研究開発を行っている農研機構の取組を、銀シャリの視点で楽しく分かりやすいリポート(動画)で紹介しているという。

このほか、COWCOW、和牛の動画はニッポンフードシフトの公式WEBサイトで公開しているとのことだ。

■吉本興業出席者
●吉本興業 代表取締役副社長 藤原 寛
●(MC)チュートリアル 徳井義実、福田充
●COWCOW多田健二、善し
●サバンナ八木真澄
●ライス 関町知弘、田所仁
●銀シャリ 鰻和弘、橋本直
●バイク川崎バイク
●フルーツポンチ 村上健志、亘健太郎
ほかよしもと「食」芸人:
もぐもぐピーナッツ、キャベツ確認中、バクコメ、飯めしあがれこにお、トマト王子、パイナッルつばさ、カシスオレンジ、きゃろっときゃべつ、ピスタチオ、牛ペペ、大チーズ、トビウオ大回転、たこ珍味、男鰤男、カーネギー、チキンナンゴー

よしもと「食」芸人のトークセッション