ANAグループの不動産会社として、非航空事業の一翼を担うANAファシリティーズは、同社が運営するマイルが貯まる不動産サイト「ANAの住まい」において、同サイト初開催となる「ANAユーザー10,000人の住みたい街アンケート2021」の結果を発表した。

国内ベスト3に本州がなかったり、海外ベスト3がすべて島だったりと、ANAユーザーらしい結果に。

なお、アンケート終了より開催した「ANAユーザーの住みたい街ランキング予想」イベントの結果については、同発表をもって公開とするという。

「ANAの住まい」はマイルが貯まる不動産ポータルサイトとして、すべてのANAユーザーの住まいのニーズに応えるべく、日々サービス向上を目指している。同アンケートの結果については、今後「ANAの住まい」において、ユーザーの声として、サービスの拡大や物件の拡充に活かしていくとのことだ。

<ANAユーザー10,000人の住みたい街アンケート 2021>

すべての回答における、住みたい理由ベスト5は以下の通り。コメントが多かった順に記載。

国内 交通利便性/生活利便性/自然/文化/街並み
海外 文化/街並み/食/自然/気候

―国内編―

1位 札幌 北海道(186票) 自然/生活利便性/食

・自然豊かで食べ物も美味しい。札幌は都市であるため、生活も便利。冬にはスキー場も近く、夏は道内の素晴らしい景観も存分に楽しめる場所なので。
・自然も都会レベルも、ちょうどよい。程よい便の良さ。言葉の訛りの少なさ。交通機関も運転も可能なこと。過ごし易い気温。特に乳製品と芋好きな者に取り北海道はどこも素晴らしいが、医療面を鑑み札幌を選択した。
・北海道の街で便利な上、すぐに温泉地や自然豊かな場所に行きやすく、食べ物ご美味しい。

2位 首里 沖縄(145票) 自然/気候/海

・綺麗な海に囲まれており自然が豊かで温暖。
・温暖で湿気も少なく、物価も安い。美しい海と空の下での暮らしは、長生きも出来そうな感じです。
・開放的で明るい。温暖で海を含む自然環境が良い。

3位 おもろまち 沖縄(130票) 生活利便性/交通利便性/街並み

・大型スーパーや病院などインフラが整備されていて海が近い。
・1年通して温暖な気候。おもろまちは街並みが綺麗で、大型ショッピングモール、モノレール駅もあり便利。ゴルフやダイビングにも適している。
・海がとてもキレイで、ショッピングしやすい便利な街だから。

この結果については、利便性と公園などを含む緑や自然、両方を兼ね備えた街に票が集まったことが特徴であるとのことだ。

北海道、沖縄、さらに以降のランクにて大濠公園や福岡が上位にランクインしていることは、ANAマイレージクラブ会員を対象としたランキングならではの結果となったとのことだ。

なお、10位までの詳細は以下公式ページにて記載
URL:https://anasumai.jp/information/list/143/

―海外編―

1位 ハワイ(1546票) 気候/自然/文化

・ハワイのおおらかな空気感が好き。自然と都会の両方がある。伝統文化あり、新しいものあり、人種もいろいろ。
・ターコイズブルーの海と虹と空とカラッとした空気。明るさ、カジュアルな雰囲気。オーガニックスーパー。景色と空気感がたまらない~
・温暖な気候で、自然を近くに感じられる。日系人も多く、日本の文化への理解や日本語を話せる人が多い。

2位 シンガポール(538票) 街並み/治安/食

・第一に治安が非常に良い。交通網もしっかりしており、信頼できる。食事も美味しく欧米ほど物価が高くない。レジャー施設もそろっており、近隣諸国への移動も便利。
・治安が良く街がきれい、かつ異文化が混在していて面白い一方、医療機関も充実している。料理もおいしい。
・治安が良くご飯が美味しい、グローバルで子供の成長にも良さそう。

3位 台北(438票) 食/親日性/街並み

・食事が美味しく、親日家なので今まで嫌な思いをした事がない。海外で一番リピートした都市。
・日本からのアクセスがよく、年中穏やかな気候で食べ物が美味しい。特に台北は都会なので色んなお店が揃っていて、日本人が住むには便利そう。
・食事も美味しく歴史のある街でもあって食に関しては値段も安くいろいろな食事が楽しめそうで日本人にはいい街だと思います。

10位までの詳細は公式ページにて記載
URL:https://anasumai.jp/information/list/143/

海外については、ハワイが2位と約1,000票差で、多くの得票数を獲得。自然や利便性だけでなく、気候や文化など、住みたい街の要素の多くがハワイにはあるとのことだ。

4位以降は、バンクーバー、バンコクと続くが、それぞれの街の良いところが、そのまま住みたい理由に直結しているという。全体的には国内の住みたい理由に比べ、食やカルチャーの重要性が高くなったことも特徴であるとしている。

なお、ANAの住まいでは、ハワイの不動産を取り扱う「セブンシグネチャーズ」と、パートナー提携。

「ザ・リッツ・カールトン・レジデンス・ワイキキビーチ」「パークレーン・アラモアナ」などのレジデンスを取り扱っており、利用しない期間は宿泊施設として運用ができるのがこれらの物件の特徴であるという。

■ランキング予想の結果について
ランキング予想の特典については、以下の集計となった。なお、同企画の募集要項にも記載しているとおり、複数回答されたユーザーについては、新しいほうの回答を採用している。

①国内・海外両方正解した人・・・札幌 & ハワイ
57名 (ひとり当たり 2,807マイル)
②国内のみ正解した人・・・札幌のみ
117名 (ひとり当たり 683マイル)
③海外のみ正解した人・・・ハワイのみ
1,021名(ひとり当たり 78マイル)

ランキング予想イベントのマイル積算については、11月下旬~12月上旬を予定。

【調査概要】
「ANAユーザー10,000人の住みたい街アンケート2021」概要
期間/2021年7月31日~8月31日
特典/回答者全員に100マイル(回答数に応じて増加、上限に到達)
対象/ANAマイレージクラブ会員
回答数/10,000件
回答形式(共通)
・国内の住みたい街/駅単位(プルダウンにて選択)
・海外の住みたい街/都市単位(プルダウンにて選択)
・選んだ理由/フリーテキスト

その町を選んだ理由「住みたい理由」について
住みたい街を選んだ理由については、それぞれの住みたい街に対する意見を記入。一つ一つ運営にて確認し、すべての声を反映させるべく、以下の要素に振り分け「住みたい理由」として集計。

気候/治安/海/公園/周辺スポット/交通利便性/生活利便性/食/自然/街並み/物価/子育て環境/防災/文化/以前住んでいたことがある、行ったことがある/親日性(海外のみ)

国内は利便性と自然のバランス、海外は文化や食などの要素が、住みたい街選びのポイントとなったという。全体としては、自然に対して、それも美しさなどに対してコメントが多く寄せられたとのことだ。

【調査概要】
「ANAユーザーの住みたい街ランキング予想」
期間/2021年9月1日~10月31日
特典/合計32万マイルを山分け
①国内・海外両方正解した人 16万マイルを山分け
②国内のみ正解した人 8万マイルを山分け
③海外のみ正解した人 8万マイルを山分け
対象/ANAマイレージクラブ会員
回答数/3,470件