ユニクロ、立体美とマスクの性能を両立した「エアリズム 3Dマスク」を吉岡徳仁氏デザインで開発 1月1日発売

ユニクロは、誕生以来アップデートを重ねてきた「エアリズムマスク」に、性能と立体美を両立させた3Dシームレス設計の「エアリズム3Dマスク」が登場すると発表した。

マスクが不可欠となった日常を、あらゆる人がさらに快適に過ごせるよう、LifeWearブランド・ユニクロからの新たな提案であるという。

吉岡徳仁氏とともに100パターン以上の試作を経て到達した3D立体美

新たなマスクのデザインを手がけたのは、数多くの優れたプロダクトデザインを世に送り出し、世界の著名な賞を幾度も受賞しているデザイナーの吉岡徳仁氏。

100パターン以上の試作を繰り返し完成したフォルムは、すっきりとした立体感とシャープなフェイスラインが特徴であるという。

「美しいデザインに求められるのは、機能的でありながら、シンプルで、画期的であること。着用することでより美しく、ポジティブな日常に繋がればと思います」と語る吉岡徳仁氏の想いは、ユニクロのLifeWearの理念とも合致するとのことだ。

不織布フィルターによるマスクの性能と、美しいフェイスラインを演出するシームレス仕様の融合

マスクのつけ心地のよさを左右する肌面と表側には、肌ざわりがなめらかなエアリズム生地を採用。その内側に不織布フィルターを差し入れた独自の3層構造が、BFE99%カットを達成し、細菌が付着した飛沫、花粉などをブロック。

また、独自のシームレス仕様により、不快な肌への摩擦感を軽減。さらに、すっきりしたフェイスラインが、マスク姿をスタイリッシュな印象へと導くとのことだ。

独自の3Dシームレス設計のメリットをさらに高めるイヤーアジャスター

「エアリズム3Dマスク」では、生地にハリ感を加えるボンディングテクノロジーと、接着によるシームレス製法を採用。型崩れしにくい上、立体構造が口元の張り付きをおさえるなど、呼吸や会話をしやすく設計したという。

また、新たに開発したイヤーアジャスターにより、フィット具合をお好みで調整できるのも、このマスクならではの特長です。長時間着用しても耳が痛くなりづらく、快適さが持続するとのことだ。

20回の洗濯後も持続する「美しいフォルム」と「不織布フィルターの性能」

ユニクロでは、サステナブルな観点から日常的に身につけるマスクにおいて、ウォッシャブルを基本に開発している。「エアリズム3Dマスク」では、洗濯後にも独自の立体美を保つために芯地を使用。

従来の「エアリズムマスク」同様、洗濯機(ネット使用)で洗うことができ、専門機関のテストでは、20回洗濯したのちも3層構造の中間にある不織布フィルターが一定の効果を持続すると証明されたという。

好みのフィットとデザインから選べる2タイプの「エアリズムマスク」

「エアリズムマスク」は、2020年6月 性能の高さと肌ざわりのよさを両立させたオールシーズン用のハイブリッドマスクとして誕生。現在販売している「エアリズムマスク」には、マスクに必要とされるフィルター性能を高めるため、特許を取得した独自の3層構造を採用。

1層目と3層目のエアリズムの中間には、高性能の不織布フィルターが内蔵されている。「エアリズム3Dマスク」が新たにラインナップに加わり、2タイプのマスクから好みのフィットとデザインを選べるとのことだ。

■「エアリズム3Dマスク」商品概要
発売日: 2022年1月1日
販売店舗:全国のユニクロ店舗
     およびオンラインストア
価格:  1パック(2枚組) 990円
サイズ: S-XL
カラー: 白、ネイビー、ピンク

■吉岡徳仁氏プロフィール
1967年生まれ。2000年吉岡徳仁デザイン事務所を設立。デザインや建築、現代美術の領域において活動。詩的な作品は国際的に高く評価されている。国際的なアワードを多数受賞し、作品はニューヨーク近代美術館やフランス国立近代美術館など、世界の主要美術館に永久所蔵されている。

モバイルバージョンを終了