政府は、南アフリカで確認された新型コロナウイルスの新たな変異ウイルスの感染が広がっていることを受け、世界のすべての国や地域を対象にビジネス目的などの外国人の新規入国を原則停止することを発表した。
現在南アフリカで確認されている新たな変異ウイルス「オミクロン株」は、ヨーロッパなどで感染が広がりを見せており、WHO(世界保健機関)は、懸念すべき変異株に指定。
今回の措置により、外国人の入国措置は11月30日午前0時より全世界を対象に禁止。
また、日本人の帰国者らを対象とした待機措置についても、9か国に加えて、感染が確認された14の国と地域から帰国する場合、厳格な隔離措置を実施するという。同措置は、情報がある程度明らかになるまでの臨時・異例の措置となるとのことだ。
これにより、外国人の新規入国は原則として不可に。また、1日あたりの入国者数の上限については11月26日から引き上げた1日5,000人の措置を停止。12月1日より1日3,500人目途に引き下げることも発表した。