串カツ田中ホールディングスは、2022年2月より贈呈する株主優待券(2021年11月末時点の株主の人から)を電子チケット化することを発表した。

■株主優待券の電子化の目的

株主優待券の電子チケット化は、同社の株主優待券の利便性を向上させ、同社株式への投資の魅力を一層高めることを目的としているという。

従来、紙で配布していた株主優待券を電子チケット化することで、株主は手持ちのスマートフォンで手軽に株主優待(食事優待券)を利用できるようになるとしている。

なお、株主優待券の電子チケット化により、世界的に危機意識の高まっている環境に配慮した取組みとなるとともに、業務の効率化を図ることも可能とのことだ。

■変更の概要

株主優待の内容:
毎年11月30日現在の株主名簿に記載された1単元(100株)以上を所有する株主に対し、以下の基準により食事優待券を贈呈。

100株以上300株未満:2,000円相当(1,000円券2枚)の食事優待券
300株以上600株未満:4,000円相当(1,000円券4枚)の食事優待券
600株以上900株未満:6,000円相当(1,000円券6枚)の食事優待券
900株以上:8,000円相当(1,000円券8枚)の食事優待券

配布の方法:
紙の優待券を電子チケットに変更。紙の優待券を持ち歩く必要もなく、離れた場所にいる大切な人にスマートフォンから容易にプレゼントすることも可能に

■電子チケットの贈呈、利用方法

従来、紙で配布していた優待券を電子チケットで配布。郵送する株主優待の案内に印刷されているQRコードをスマートフォンで読み取り、表示される電子チケットを店頭で提示すると、従来の紙の優待券と同様に利用可能となる。

利用フロー