横浜市で在住者を対象に「生理関連用品」を配布 1月以降予定 寄付金100万円の募集開始

yokohama 横浜

社会福祉法人横浜市社会福祉協議会は、横浜市男女共同参画推進協会(横浜市戸塚区)とともに“生理の貧困”への取組みを進めており、今回はより多くの女性への支援を目指し寄付金の募集を実施していることを発表した。

集まった寄付を基に、生理用品が購入しづらい横浜市内の在住者を対象に、生理関連用品を配布するという。(配布希望者の募集は12月中旬以降、配布は1月以降を予定)

《実施期間》
2021年11月15日~2021年12月10日
《支援の方法》
寄付募集サイトhttps://congrant.com/project/yvc/3732
《目標金額》
1,000,000円

コロナ禍の影響による経済的な困窮をきっかけに浮き彫りになってきた“生理の貧困”は、多くのメディアでも取り上げられ、社会的な認識が広がったという。

横浜市内では、6月の男女共同推進週間に横浜市男女共同参画推進協会が管理・運営する男女共同参画センター3館及び横浜市内の区社会福祉協議会において生理用品の無料配布を実施。(合計1,500パック、横浜市防災備蓄品を活用)

今回も、経済的事情で生理用品が購入しづらくなっている市内在住の女性に、横浜市男女共同参画推進協会を通じて生理関連用品の配布を行うとのことだ。

併せて背景には様々な生活課題を抱えていることが考えられるため、個々の声を聴き、状況を踏まえ必要な機関につなぐなど継続的な支援に取り組むとともに、その声を社会に届けることを目指すとしている。

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