ユニクロ、約10億円相当分のヒートテック・アウターなど難民に寄付 約9,200万円もUNHCRに寄付

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ファーストリテイリングは、アフガニスタン難民をはじめ、世界の難民・国内避難民の越冬を支援するため、ユニクロの「ヒートテック」やアウターなど合計100万点(計約10億円相当分)を超える冬物衣料を、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に寄贈すると発表した。

支援物資はUNHCRを通じて、アフガニスタンやイラクなどの難民・国内避難民に届けられる。

また、UNHCRからの支援要請を受け、アフガニスタン難民への越冬支援として、80万米ドル(約9,200万円)をUNHCRに寄付。

アフガニスタンとその周辺地域では、最低気温が氷点下となることもある本格的な冬の到来を前に、多くの難民が、新型コロナウイルス感染症の脅威に加え、干ばつなどの自然災害や食糧危機にさらされているとのことだ。

寄付金は、特に脆弱な環境にある女性や子どもを中心に、ブランケット、ソーラーランタン、テント用断熱キットなど、氷点下の寒さから難民の身を守るために必要不可欠な支援物資の提供などに活用される予定だとしている。

ファーストリテイリング 代表取締役会長兼社長 柳井 正氏は「私たちは、UNHCRとの10年にわたるパートナーシップを通じて、難民支援はグローバル企業の大きな責務だと考えています。複雑化する国際情勢の影響を受けて、住み慣れた土地から避難することを余儀なくされた人々が、安全に生きられる環境で生活を再建していくことは、世界の平和と持続的な発展に欠かせません。UNHCRとともにお届けする衣料や支援物資が、避難生活のなか厳しい冬を迎える人々の命と健康を守り、生活再建への一助となることを願います。」とコメントしている。

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