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SHISEIDO、WSLらと国連生物多様性会議へ請願書を提出 2030年までに海洋の30%保護・保全を呼びかけ

世界88の国と地域で展開しているブランド「SHISEIDO」は、サーフィンの世界的団体「WSL(World Surf League)」と、WSLの非営利団体「WSL PURE」と共に、2030年までに海洋の30%の保護を目指す「We Are One Ocean」の請願書を国連生物多様性に関する条約締約国会議に提出したことを発表した。

「SHISEIDO」は2022年以降もWSLのグローバルサステイナビリティーパートナーとして、We Are One Oceanへの支援を継続し、プロサーファーとともに、より美しい海の実現を目指すとのことだ。

「We Are One Ocean」

■We Are One Ocean

We Are One Oceanは、WSL、WSL PURE、SHISEIDOが、2021年より開始した活動。国連生物多様性条約事務局が掲げた2030年までに達成すべき保全目標素案に呼応し、より美しい海の実現に向けて、世界中の人々に海の環境保全を伝えることを目的としているという。

五十嵐カノアやレイキー・ピーターソンなどのトッププロサーファーや90以上の団体が賛同し、「We Are One Ocean」のメッセージはWSLの大会やメディアを通じて、150カ国以上、合計4億人以上の人々に届けられたとのことだ。

■「SHISEIDO」のサステナビリティの取り組み

「SHISEIDO」は、2019年より“Respect for Oceans”をテーマに、WSL、WSL PUREそして世界で活躍するトッププロサーファー達と協働して海を守る「SHISEIDO BLUE PROJECT」を開始したという。

2020年には、サステナブルな活動や製品開発を通じて、ビューティーカンパニーならではの社会価値を創造するグローバルプロジェクト「Sustainable Beauty Actions(サステナブル・ビューティー・アクションズ)」(以下、SBAS)を宣言。

「MOTTAINAI(リサイクルやリユース)」、「HARMONY(社会や環境との調和)」、「EMPATHY(おもいやり)」の3つの柱で構成し、サステナブルでより良い世界を実現するために行動しているとのことだ。

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