大阪駅前に「ヒルトン最上級ホテル」開業が決定 関西初進出 2025年に大阪万博で需要見込む

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ヒルトンは、大阪駅前のうめきた2期地区開発事業のホテル事業として、ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランドである「ウォルドーフ・アストリア大阪」とライフスタイルブランド「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」の2ホテルの運営受託契約をオリックス不動産と締結したことを発表した。

関西初進出となる「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、2026年開業予定の「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」に続く契約締結の発表となり、2025年の開業を目指す。

また、日本初進出のライフスタイルブランドとなる「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」は、2024年の開業を目指すという。

今回の契約締結により、ヒルトンにとって、ヒルトン大阪、コンラッド大阪、2024年開業予定のダブルツリーbyヒルトン大阪城に続く、大阪で4軒目、5軒目の展開となる。

2025年に大阪・関西万博を控え、幅広いホテルブランドで国内外のあらゆる旅行客の需要に対応するとしている。

ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランドである「ウォルドーフ・アストリア」は、1893年に米国ニューヨークで開業して以来、世界のランドマークとなる地域に現在約35軒を展開。

2025年開業予定の「ウォルドーフ・アストリア大阪」は、大阪駅前のうめきた2期地区開発事業敷地内、南街区賃貸棟・西棟の2階を含む28-38階に位置。

50平米を中心とする252室の客室の他、レストラン、ウォルドーフ・アストリアの象徴であるラウンジ&バー「ピーコック・アレー」やフィットネス、スパ、屋内プール、チャペル、ライブラリー・ラウンジ、宴会場、会議室などが備わっているとのことだ。

ヒルトンのライフスタイルブランドである「キャノピーbyヒルトン」は、世界で32軒展開。

身近で親しみやすい地域に密着したホテルとしてデザインされ、お客様志向のシンプルなサービス、快適な空間と、地元ならではのこだわりの食や体験、文化を提供するのが特徴のホテルブランド。

日本初進出となる「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」は、うめきた2期地区開発事業敷地内、北街区賃貸棟の最上階を含む10-25階に位置。

客室数は32平米を中心とする308室で、キャノピーブランドホテルのハブである「キャノピー・セントラル」ではルーフ・トップバーを兼ね備え、地上階のカフェの他、会議室、フィットネス、トランスファー・ラウンジを備えているとのことだ。

オリックス不動産専務執行役員の高橋豊典氏は、「関西初となる世界最高峰ラグジュアリーブランド『ウォルドーフ・アストリア』、日本初進出のライフスタイルブランド『キャノピーbyヒルトン』の展開が決定し、開発事業者一同、大変喜ばしく思っております。オリックス不動産は、2014年7月『ヒルトン沖縄北谷リゾート』開業以来、ヒルトンと長年のパートナーとして良好な関係を築いています。このたびの両ブランドの誘致により、大阪・関西の魅力増進に寄与できることを願っております」とコメントしている。

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