日本旅行は、マイナビと、ソリューション分野における事業共創に関する業務提携を締結したことを発表した。
同社の法人ソリューション事業において『マイナビ健康経営」サービスを活用した両社の共創を推進し、人財に関わる経営課題の解決をサポートしていく中で、クライアントの価値そのものを向上させていくことを目指していくとしている。
マイナビは、長年の人材サービスを通して培った、様々な業界の法人・経営層との信頼関係を軸に、法人に対する『マイナビ健康経営』事業を展開している。
「人材による企業活性化」「地域活性化・地域創生」「企業リボーン」という3つの大きな理念を掲げ、法人が健康経営に取り組んでいくプロセスを通じて、従業員の心身の健康増進と長寿企業の実現が両立し、採用・定着力の向上、企業価値そのものを向上させていくサポートをしているという。
一方、同社は、1905 年創業の日本で最も歴史のある総合旅行会社。これまで 116 年の長きに渡りツーリズムを事業の軸に据え、「旅行」を通じて多くの利用者の想いに寄り添い、人々の想いをつなぐ手伝いをしてきたという。
顧客に寄り添う企業姿勢を変えることなく、アライアンスパートナーと事業を共創していくことを通じ、新たな価値の創造をする「顧客と地域のソリューション企業」へと進化し、利用者の求める価値を実現する企業グループとして社会に貢献していくとしている。
今回の業務提携では、第一弾としてマイナビが提供する健康経営を主眼とした『マイナビ健康経営』サービスの展開を実施。
今後も、同社が全国で展開する法人ソリューション領域(地域・企業・教育)において、地域・企業の抱える経営課題に対し、両社のリソースを活用した多角的な切り口(事業共創)で人財に関わる経営課題解決のサポートをしていく事を通じ、一案件の課題解決に寄り添うところから大きく社会課題の解決まで寄与していくという。
『マイナビ健康経営』サービスについて
◆ 健康経営とは?
「人という資源を資本化し、企業が成長することで、社会の発展に貢献すること」言い換えれば、「従業員を人材と捉え、その資源を戦略的投資によって資本化すること」。健康経営は、単に企業の成長のみならず、人の成長を通して、よりよい社会を創造することで、結果として、人と企業の両立を図る原動力となるべきものとされているという。
◆ マイナビ健康経営とは?
「人材の資本化」とは「従業員の心身の健康増進」と「長寿企業の実現」が両立すること。人々が「健康経営」に取り組んでいくプロセスを通し、「社員が健やかに生き生き活躍し続ける会社である」というブランディングを、ひいては、採用・定着力の向上、企業価値そのものを向上させていくことを目指しているとのことだ。
▸ マイナビ出向支援
一時的な雇用過剰にある企業(出向元企業)から人手不足が生じている企業(出向先企業)への在籍型出向を促進するため、マイナビエージェントが人材ニーズに関する情報の収集を行い、出向元企業と出向先企業のマッチング支援を行う。
▸ マイナビ事業承継
中小企業の「経営者の承継問題」が深刻な経営課題となっている企業に対し、事業承継サービスにおけるマッチング・FA(ファイナンシャルアドバイザリー)業務を行っており、M&A仲介会社と連携や買収・譲渡双方の支援を行うという。
▸ マイナビ企業間留学
自社外で一定期間社員を就業させ、社内では体験できない業務経験を積むことによって、個人の能力開発や社内活性、事業推進等を目指す研修投資。「人材の流動化」を促進させ、社員の能力開発が企業の長寿化へ繋げることを目的としている。
▸ マイナビ顧問
元大手上場企業役員、取締役、海外事業責任者など、高度な経営ノウハウや豊富な人脈を持つ課題解決のプロフェッショナルと、経営課題を抱える企業とのマッチングサービス。
経営・組織・事業・営業・企画・海外戦略など様々な経営課題を抱える企業へ、その解決に適した顧問・アドバイザーを紹介するとのことだ。