日本旅行と小田急電鉄、観光型MaaSの推進に向け連携 デジタル箱根フリーパス付旅行商品を販売

日本旅行と小田急電鉄は、観光型MaaSの推進に向けて新たに連携し、2021年11月24日から2022年3月31日まで、日本旅行のWebサイトにてデジタル箱根フリーパス(現地用・2日間有効・おとなのみ)付旅行商品を販売すると発表した。

同連携では、日本旅行による箱根ハイランドホテルや小田急 山のホテルなど15か所の宿泊先から選んで新幹線の乗車券・特急券を付帯できる「国内旅行商品」に、小田急グループの箱根周遊をお得に楽しめる「デジタル箱根フリーパス」をセットにしたWebサイト限定の旅行商品を造成。

これにより、ホテル・新幹線・デジタル箱根フリーパスをまとめて予約・購入ができることに加え、旅行当日はスマートフォンひとつで箱根エリアを周遊できる新たな観光型MaaSサービスを提供するという。

なお、「デジタル箱根フリーパス」は、同商品購入後に発行される商品コードをMaaSアプリ「EMot」に入力することでアプリ内に発券され、旅行当日、周遊の際にはスマートフォンの画面を駅員や施設スタッフに提示することで利用できる。

また、小田急電鉄が2021年10月に開設したデジタルチケット購入サイト「EMotオンラインチケット」では、箱根フリーパス以外にもコンパクトに箱根を満喫できるデジタルチケットを販売。

箱根エリアでの観光型MaaS推進に向け、同期間、日本旅行のWebサイトに「EMotオンラインチケット」へ遷移するバナーを掲出するとのことだ。

今後も、日本旅行のオンライン旅行商品の販売力と小田急電鉄のMaaSサービスを掛け合わせることで、多様なニーズに応える商品・サービスを、より多くのユーザーに提供していくとしている。

日本旅行と小田急電鉄は、本施策を通じて商品性やオペレーション面での検証行い、今後も「EMot」や「EMotオンラインチケット」を活用した各地での観光型MaaSの取り組みを加速させていくとのことだ。

日本旅行と小田急電鉄による観光型MaaS推進に向けた連携旅行商品の詳細は、下記のとおり。

1.デジタル箱根フリーパス付旅行商品の販売

(1)概要  
「宿泊プラン」もしくは「新幹線利用と宿泊プラン」に、「デジタル箱根フリーパス(現地用・2日間有効・おとなのみ)」をセットにした旅行商品。宿泊先は全15か所から選択できる。

【宿泊先】
箱根湯本温泉ホテルおかだ、天成園、湯本富士屋ホテル、ホテル南風荘、箱根小涌園 天悠、箱根小涌谷温泉 水の音、箱根強羅温泉 季の湯 雪月花、強羅温泉 雪月花別邸 翠雲、箱根・芦ノ湖 はなをり、小田急 山のホテル、ザ・プリンス 箱根芦ノ湖、箱根ハイランドホテル、箱根仙石原プリンス  ホテル、リ・カーヴ箱根、匠の宿 佳松

なお、デジタル箱根フリーパスの利用には事前に「EMot」のダウンロードが必要。また、新幹線の乗車券・特急券は、発駅に設置する専用端末に二次元コードをかざして発券する。

(2)価格例
【宿泊プラン】
箱根ハイランドホテルの宿泊にデジタル箱根フリーパス付 を選択した場合
1泊夕朝食付き・2名1室利用の際のおとな1名分:27,800円~37,600円(税込)

(3)販売期間
2021年11月24日~2022年3月31日
2021年11月29日~2022年3月31日の宿泊・利用開始分を販売

(4)URL
https://www.nta.co.jp/maas/emot/
※2021年11月24日開設

2.「EMotオンラインチケット」への遷移

(1)概要
デジタル箱根フリーパス以外にも箱根観光に役立つチケットを購入できるよう、日本旅行のWebサイトの箱根特集ページや箱根関連の商品を購入したユーザーへ配信するメールマガジンに「EMotオンラインチケット」へ遷移するリンクを記載。「EMotオンラインチケット」は、目的地別や箱根をコンパクトに満喫できるチケットなどを用意しているとのことだ。

(2)設定期間
2021年11月24日~2022年3月31日

(3)URL
https://www.nta.co.jp/kokunai/kanto/kanagawa/hakone/

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