GMOインターネットグループは、2021年11月17日(水)に政府が職域接種による新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)の方針を公表したことを受け、2021年11月18日(木)、職域接種による新型コロナウイルスワクチンの追加接種を2022年3月より順次実施することを決定した。
ワクチン製造企業をはじめとする国内外の研究結果により、新型コロナウイルスの2回接種後、一定期間が経過すると抗体量が下がり、当初より効果が低減する可能性があることや、抗体量維持のためワクチンの3回目接種(ブースター接種)の必要があることがわかってきたという。
これを受け、政府から2021年11月15日(月)に「2回目接種後、原則8カ月以上経過した人を対象に追加接種を1回行う」という方針が発表され、日本でも本格的にブースター接種に向けた準備が始まっているとのことだ。
政府が公表した職域接種による追加接種に関する方針では、以下の指針が示されている。
・対象者を2回目接種の完了から原則8カ月以上経過した人とすること
・2022年3月より開始すること
・武田/モデルナ社製ワクチンの使用を想定すること
・接種を受けた人の利便性や円滑なワクチン接種を行う観点から、初回接種を実施した企業等を対象として実施すること
GMOインターネットグループでは、2021年6月2日(水)にグループとしての職域接種実施方針を公表するなど体制整備を進め、2021年10月6日(水)に国内18,136名へのワクチン2回接種を完了。
また、日本国内でのワクチン流通状況を鑑み、2021年7月16日(金)には他会場へ速やかにワクチンを譲るべく、職域接種の新規受付停止を決定。
GMOインターネットグループは2022年3月の追加接種実施に向けて、準備を進めていく方針を示している。