「LINE STAFF START」開始 ヤマダHDなど初期参画 店舗スタッフとユーザーがLINEでやり取り可能に

LINE ライン

LINEとバニッシュ・スタンダードは、LINEが提供する個人・法人向けアカウントサービス「LINE公式アカウント」と、バニッシュ・スタンダートの提供する店舗スタッフの接客をDXするアプリケーションサービス「STAFF START」をかけ合わせた新サービス「LINE STAFF START」を本日より提供開始した。

「LINE STAFF START」は、スタッフがユーザーと「LINE」で直接コミュニケーションが図れるサービス。

LINEが提供する個人・法人向けアカウントサービス「LINE公式アカウント」を通して、バニッシュ・スタンダートの提供する店舗スタッフの接客をDXするアプリケーションサービス「STAFF START」の機能を活用することにより、商品やコーディネート、キャンペーンなどの情報発信、チャットによるオンライン接客などから、スタッフ個人の売上を可視化することが可能になるという。

本格提供開始に伴い、アパレルやコスメ、家電量販店、家具・インテリアなどさまざまな業種・業界の企業・ブランドへのサービス導入、店舗スタッフによる活用が決定。

初期参画が決定した企業・ブランドは以下。

通常LINE公式アカウントでは、各料金プランの無料メッセージ通数分を越える配信には通数課金がかかるが、「LINE STAFF START」では通数による課金が発生しないため、メッセージ通数を気にせずにユーザーとの密なコミュニケーションが可能とのことだ。

また、LINE公式アカウントの管理画面では、企業の商品マスタと連携している「STAFF START」とシステム連携をしているため、スタッフが紹介したい商品を管理画面上で簡単にレコメンドすることができるという。

今後、来店のタイミングに合わせてユーザーへ買い物に役立つ情報を届けたり、LINE公式アカウントで友だちになっているユーザーが店舗に来店した際、スタッフにプッシュ通知がくるような“来店検知機能”の実装も検討中としている。

同社は、1to1の接客をオフライン/オンラインの垣根なく行えるようにすることで、オンラインでのユーザーとの繋がりをリアル店舗でも活用でき、スタッフ/ユーザー双方にとってよい仕組みとなることを目指す方針を示している。

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