ファミマ、店頭募金から子ども食堂に助成金を支給 「こどもの居場所を守ろう!『ファミリーマート&むすびえこども食堂助成』」実施

ファミリーマートは、「認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ」(以下、むすびえ)と連携し、全国各地のこども食堂の活動支援を目的に、ファミリーマートの店頭募金「ファミリーマート夢の掛け橋募金」を活用した「ファミリーマート むすぶ、つながる こども食堂応援プロジェクト」を、2021年9月に開始している。

今回その第1弾プロジェクトとして、新型コロナウイルス感染症拡大の影響の中、活動そのものを休止したり、一堂に会する食堂の開催を自粛したりしていた「こども食堂」が、その取り組みを再開するための支援として、店頭募金から助成金を支給する「こどもの居場所を守ろう!『ファミリーマート&むすびえこども食堂助成』」を実施すると発表した。

助成金は、全国で、こども食堂の活動再開や感染対策の強化を検討するNPOなど、95団体に、2021年12月以降順次支給していくとのことだ。

◆助成金プロジェクトの概要

名称
・こどもの居場所を守ろう!「ファミリーマート&むすびえこども食堂助成」
~こども食堂の再開支援・感染症対策を応援します~

助成内容
・助成1団体当たり8万円の支給

助成対象団体
・全95団体を対象
◆助成団体の一覧は、むすびえのホームページにて記載
https://musubie.org/wp/wp-content/uploads/2021/11/b279352d3ae8b181d1fae69d3b0cb685.pdf

対象となる経費
・こどもの居場所の再開、こども食堂活動の再開、感染症対策の強化に必要な経費
(例)食材費(調味料含む)、備品消耗品費(パーテーション、アクリル板、非接触対体温計)など

助成対象期間
・2021年11月1日から2022年3月31日までの活動に要した費用

ファミリーマートでは、未来を担うこどもたちが健全で明るく育つよう、地域社会とともに次世代の育成支援にも取り組んでいる。

2019年4月からは、地域交流・活性化を目的とした「ファミマこども食堂」を、全国各地で開催し、これまで約350回、延べ4,000人以上が参加(2021年10月末現在)。

なお、「ファミマこども食堂」は、開催当初から、プログラム設計や活動の周知などで、むすびえと連携して取り組みを進めているとのことだ。

今回の助成金支給は、むすびえとのプロジェクトの第1弾となり、今後も共同でこども食堂の普及拡大に向けたプログラムを実施していく予定であるとしている。

モバイルバージョンを終了