資生堂は、指名・報酬諮問委員会での審議および取締役会での議論を踏まえ、2022年1月1日より執行役員制度を廃止し、エグゼクティブオフィサー体制へ完全移行することを決定した。

エグゼクティブオフィサーは、資生堂グループの全社経営の視点から必要となる重要な職責や役割に対して、CxO(シーエックスオー)として領域ごとに責任を持つポジション。

中長期経営戦略「WIN 2023 and Beyond」において、さらなる収益性の向上を目指し、2021年1月に全社の業務執行に責任を持つエグゼクティブオフィサー体制を導入したという。

2022年1月より、ダイバーシティ経営を加速させるため、ジェンダー・国籍・年齢などの枠にとらわれることなく、これまで以上に適材適所を実現し、多様な人材を社内外問わずグローバルで登用していくとしている。

また、全社事業における構造転換とその改革を加速するため、エグゼクティブオフィサーの任期を原則3年に変更したとのことだ。