Amazonは、Amazonロッカーのネットワークを大幅に拡大し、東京、埼玉、千葉、大阪を含む全国23都道府県、1,800か所以上にロッカーの設置を増強したことを発表した。

今回のネットワーク拡大により、Amazonはより多くのユーザーに、簡単かつ便利で信頼性の高い商品の受け取り方法を提供していくとしている。

アマゾンジャパン合同会社 アマゾンロジスティクス ディレクターのアヴァニシュ ナライン シング氏は以下の通り述べている。

「Amazonロッカーは、宅配便に代わる安全で便利な選択肢が欲しいというユーザーのご要望にお応えし、ユーザーにより多くの選択肢を提供します。また、ユーザーに素晴らしいサービスを提供できるだけでなく、地域の企業と提携することで、ビジネスの拡大をサポートさせていただけることを嬉しく思います。Amazonロッカーのネットワークを日本全国に拡大していく中で、より多くの日本企業と協働できることを楽しみにしています。」

今回のネットワーク拡大により、アマゾンジャパンは130近い提携企業がロッカーを設置し、ユーザーの多様なライフスタイルに併せて、注文商品を受け取れるようになるという。

さらに、Amazonでは、今回のネットワーク拡大に加えて、ロッカーの機能を追加・改善。新しいロッカーはさらにコンパクトになり、より狭いスペースにも設置できるようになったため、より多くの提携企業が設置できるようになり、よりたくさんのユーザーが利用できるとのことだ。

また、完全な非接触型で、ユーザーはバーコード読みとりやタッチスクリーンの代わりに、Bluetoothを使ってロッカーを開けることができるように。さらに、アプリ上の案内も簡素化され、ユーザーが受け取り場所を見つけやすくなったとのことだ。

Amazonロッカーでの受け取りは、とても簡単で安全。Amazon.co.jpで買い物をしたユーザーは、購入画面に進み、希望のロッカーもしくは店舗カウンターを配送先として選択することができるという。

同サービスは、コンビニエンスストアや駅、スーパーなど、ユーザーが日常的に利用する場所で商品を受け取れるようになっているとのことだ。

Amazonより商品が発送され、ロッカーへ配達が完了すると、ユーザーに受け取り準備完了の通知メールが送信される。メールに記載されている受取バーコードをロッカーのスキャナーでスキャン、もしくは6桁の認証キーを入力するとロッカーが開き、商品を受け取ることができる。

Amazon ロッカーへの配送は、Amazon.co.jpで販売されている数百万点の商品を対象としており、お急ぎ便または通常配送に対応。プライム会員は、追加料金なしで利用可能。