ゴールドウインが展開するブランド「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」は、11月初旬から下旬にかけ順次、三井物産が北海道に保有する森林の一つである沼田山林に約4,000本のカラマツの植樹を開始したことを発表した。
既に10月にも丹沢(神奈川県菩薩峠)に約100本の植樹を行っており、これは、2021年3月5日から同3月21日まで、対象商品が1点販売されるごとに1本の植樹を行うとした「ONE PRODUCT ONE TREE MEETS BACK TO SCHOOL CAMPAIGN(ワンプロダクト ワンツリー ミーツ バックトゥスクール キャンペーン)」の一環だという。
「THE NORTH FACE」はアウトドアに携わるブランドとして、商品を「選ぶ」という行為を通じ、地球の環境について一人ひとりに何ができるかを考えるきっかけにしたいという想いから同企画が実現したとのことだ。

「THE NORTH FACE」は、地球や自然との関わり方を考えるきっかけとなるような様々な活動を実施しているという。
サスティナブルな社会を実現するための挑戦と、領域を超えた様々な人々との自然に関する対話をアーカイブ及び発信するキュレーションメディア「window」。
他にも、大切なものをより永く使うことは環境配慮の観点からも重要と考え、専門スタッフの手で多様な依頼と要望に応える修理のサービス「repair center」、気候変動と平和の大切さ、チャレンジングスピリットの重要性を次世代につなげるプロジェクト「THINK SOUTH FOR THE NEXT」など。
「正しい自然との関わり方」、「自然との共存・調和」を念頭に置き取り組みを行っているとしている。
今後も「THE NORTH FACE」では、このような活動を継続して実施する予定で、今回の植樹についてもその変化の様子を特設サイトで伝えていくとのことだ。

ゴールドウインは、長期ビジョン「PLAY EARTH 2030」を発表し、気候変動問題の解決と持続可能なビジネスの再構築を図る、という2つのサスティナビリティと向き合うとしている。
環境におけるサスティナビリティでは、環境負荷低減素材への積極的移行として、2030年に環境負荷低減素材を使用した製品比率を90%以上に引き上げ、グリーンデザインを推進。
また、全ての事業所でのカーボンニュートラルを実現し、再生エネルギーへの転換を進め、廃棄物をゼロにして循環型社会の実現を目指すという。
「スポーツを通じて豊かで健やかな暮らしを実現する」という企業理念のもと、気候変動問題を解決し地球環境の改善に向けた取り組みを実施するとのことだ。