Googleは、2021年11月10日より、家を見守る手伝いをする、手頃な屋内用スマートカメラ「Google Nest Cam (屋内用/電源アダプター式)」の販売を国内で開始すると発表した。
「Google Nest Cam」は、機械学習の能力と強化されたHDR機能を備え、カメラ越しに発生するイベントの映像処理をデバイス上で行うことで、より正確でタイムリーな通知を実現するという。
人、動物、車両を検出し、重要なことのみ通知を受け取ることができるほか、3時間のアクティビティの動画履歴と、特定のエリアで何かが起きたときに通知するアクティビティエリア機能を提供。
また、「Google Nest Cam」は、ローカルストレージバックアップにより、Wi-Fi接続が途切れてもデバイス上に映像を記録するという。
接続が復旧すると、映像は Google Homeアプリにアップロードされるとのことだ。Google Homeアプリを使うことで、いつでも「Google Nest Cam」を操作し動画を確認できるとしている。
なお、受け取る通知の選択や、アクティビティエリアの設定ができるほか、家中の「Google Nest Cam」や「Google Nest Doorbell」などの互換性のあるデバイスのアクティビティ履歴をまとめて確認できるという。
なお、Google Nestデバイス向けのサブスクリプションサービス「Google Nest Aware」を定期購入すると、30日間のアクティビティの動画履歴を、「Google Nest Aware Plus」の定期購入では60日間のイベントビデオ履歴と10日間の連続動画履歴を利用できるとしている。
いずれのサービスにも認識済みの人物の検出機能が含まれるという。
「Google Nest Cam(屋内用/電源アダプター式)」の価格は12,300円(税込)で、Googleストアと各販売店で購入可能とのことだ。