ウォルト・ディズニー・ジャパンは、全米でディズニープラスを提供開始した日である、11月12日の「ディズニープラスの日（ディズニープラス・デイ）」を記念して、11月12日より、ディズニープラスとして初めてマーベル映画をIMAX Enhancedで提供を開始すると発表した。
これにより人気のマーベル映画12作品を、IMAX版拡大アスペクト比の映像で楽しめるとのことだ。
IMAX Enhancedは、ウォルト・ディズニー・カンパニー、 IMAXコーポレーションおよびXperi ホールディング・コーポレーションの完全子会社であるDTSが協力して提供。
IMAX Enhancedをディズニープラスで提供開始することにより、マーベル映画12 作品がIMAX Enhanced対応となり、ディズニープラス会員は「PLAY」を押すだけで、IMAX版拡大アスペクト比でこれまでより高いクオリティの映像を提供するとのことだ。
IMAX版拡大アスペクト比は 1.90:1。一部の映像は、最大で26%増加。つまり、映画制作者の意図したように、画面上でより多くのアクションが可視化されるという。
この協力関係により、今後はディズニープラスにて、更に充実したオーディオとビジュアル技術（DTSが開発した没入感の高いIMAXの特徴的なサウンドなど）が提供できるようになるとのことだ。
IMAX Enhanced提供開始時に視聴できる12作品は、以下の通り。
- 『シャン・チー／テン・リングスの伝説』 ※11月12日より配信開始
- 『ブラック・ウィドウ』
- 『アベンジャーズ／エンドゲーム』
- 『キャプテン・マーベル』
- 『アントマン＆ワスプ』
- 『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』
- 『ブラックパンサー』
- 『マイティ・ソー バトルロイヤル』
- 『ドクター・ストレンジ』
- 『シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ』
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：リミックス』
- 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
IMAXは、映画制作者が自らのビジョンを世界中の視聴者に届けるために開発された、世界で最も没入感の高いキャンバス。
IMAX版拡大アスペクト比の適用により、より多くのアクションが可視化され、映画制作者は劇場で、そして自宅でも楽しめる没入感の高い作品を制作できるという。
今回、ディズニープラスでIMAX Enhancedが提供開始されることで、世界で最も人気のある映画を手がけた素晴らしいチームが思い描いた通りに、映像が追加された作品を自宅でも鑑賞できるようになるとしている。
IMAX Enhancedにより、IMAXおよびテクノロジーのパートナーであるDTSは、映画制作者の創造的な意図を余すところなく最大限に伝えることができる、IMAXによる最高品質のコンテンツを自宅に届けることを可能とする。
ディズニープラスは、IMAX Enhanced によって自宅での視聴体験レベルを高めていき、ディズニープラス会員がマーベル・シネマティック・ユニバースなどを新たな形で体験できるようにするとのことだ。
今回の発表は、2010年に初めてIMAX上映によるマーベル・シネマティック・ユニバースを公開してからのIMAX とマーベル・スタジオの長年に渡って積み上げた関係が、新たな段階へ進んだことを示す。
マーベル・シネマティック・ユニバースは、世界中のIMAX劇場で16 億ドルをはるかに上回る興行収入を達成し、IMAX史上、最も売り上げが高いフランチャイズになったという。
『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』および 『アベンジャーズ／エンドゲーム』は、すべてをIMAXデジタルカメラで撮影した最初の作品。11月12日からIMAX Enhanced対応で視聴できる作品は、IMAX版拡大アスペクト比の映像が入っているとのことだ。
11月12日のディズニープラスの日には、ウォルト・ディズニー・カンパニーが世界中のディズニープラス会員に感謝の気持ちを伝えるために、すべてのコンテンツブランドから新しい作品が登場するとしている。