三菱自動車工業は、デザインを一新して環境性能を向上させた新型クロスオーバーMPV「エクスパンダー」をインドネシアで発表し、11月11日より開催される第28回インドネシア国際オートショーにて展示すると発表した。
同モデルはミツビシ・モータース・クラマ・ユダ・インドネシアにて生産し、同国で販売開始後、順次アセアン地域を中心に展開していく予定とのことだ。
「エクスパンダー」は次世代クロスオーバーMPVとして2017年にインドネシアで販売を開始以来、アセアン、中東、中南米、南アジア、アフリカと販売市場を拡大、2019年にはシリーズの最上位モデルとなる「エクスパンダー クロス」を追加し、2021年10月末までに累計販売台数はシリーズ合計で約372,000台に達しているという。
新型「クスパンダー」は、フロントとリヤデザイン、およびインテリアデザインを一新してSUVらしさを高めるとともに、トランスミッションには新たに高効率CVTを採用することで低燃費化を実現。
なお、同社社長の加藤隆雄氏は以下のようにコメントしている。
「ユーザーニーズをとことん追求して開発した『エクスパンダー』シリーズは、アセアンをはじめ展開している各国でご好評をいただき、当社にとっての最重要モデルの一つにまで成長しました。新型『エクスパンダー』は細部まで見直し、よりアクティブでタフなモデルへと進化させており、お客様のカーライフをより充実したものとするお手伝いができると考えています。また、このモデルを通してインドネシアでのプレゼンスをさらに拡大し、現地生産を強化することで、同国の経済発展にも貢献してまいります」
■主な商品特長
(1)SUVらしさを強化し、上質感を高めた内外装デザイン
(2)環境性能を高めながら走行性能を向上
(3)スマートフォンに配慮した快適装備や各種収納スペースを充実