川崎重工の産業用ロボットグローバルサイトに多言語化ソリューション「WOVN.io」を導入 ヨーロッパ地域の現地語へ対応を拡大

Wovn Technologies(以下、WOVN)が提供する Web サイト多言語化ソリューション『WOVN.io(ウォーブン・ドットアイオー)』が、川崎重工業(以下、川崎重工)の産業用ロボットグローバルサイトに導入され、6言語での公開を追加したと発表した。

これまでの対応言語に加え、主にヨーロッパ地域の現地語へ対応を拡大し、海外のユーザーの利便性向上と同時にブランド信頼性を高めていくとしている。

■ブランド信頼性の向上・海外現地販売力強化の向上に、現地語対応は必須

川崎重工のロボットディビジョンは、国産初の産業用ロボットを生産開始以来、国内だけでなく海外に13拠点を構え、常に高品質・高性能のロボットおよび付加価値の高いソリューションやサービスを世界中のユーザーに提供しているという。

また現在では、川崎重工製ロボットの7割以上が海外へ出荷されるほど、海外のユーザーからのニーズが高い事業の一つとなっているとのことだ。

そのため、産業用ロボットグローバルサイトはすでに多言語対応を行っていたが、特にヨーロッパ地域の現地語にはドイツ語以外未対応であり、ヨーロッパ地域のユーザーは製品に関する問い合わせを英語かドイツ語で行う必要があった。

現地語対応は、海外現地からの要望も高く、ユーザーの利便性を向上すると同時に、ブランド信頼性を高めるためにも必須であると考え、WOVN.io を導入し追加の6言語対応を実施したとのことだ。

6言語追加対応にあたり、例えば1つの製品情報をアップする場合、都度6言語分の翻訳作業とWebページ構築作業が発生することが大きな課題となっていたが、WOVN.io を導入することにより、一つの元サイトからのスピーディーな多言語展開を容易に実現。

また多言語サイト運用において、現地担当者が翻訳・翻訳チェックを行う際に直感的な管理画面の操作性も必要な要件であったという。

■導入サイトについて https://robotics.kawasaki.com/ja1/
川崎重工の産業用ロボットグローバルサイトにおいて、スペイン語、デンマーク語、イタリア語、フランス語、ポーランド語、繁体字について WOVN.io を使用し6言語で表示。

■今後の展望

川崎重工は、現地語へ対応を行った多言語サイトでの製品情報発信を強化し、展示会などあらゆる場面で積極的な活用を推進していくとのことだ。

また、WOVN.io での多言語運用一本化を視野にいれた運用効率化も行っていくとしている。

WOVN.io は、グローバル展開を行う企業を Web サイトの多言語対応を通してサポートしていくとのことだ。

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