Uberは、大和ハウスグループのコスモスホテルマネジメントが展開する『MIMARU 東京上野稲荷町』にて、Uber Eatsのバウチャーを活用した宿泊プランの提供をスタートすると発表した。

Uber for Businessは、Uberが展開する配車サービスや食事等の配達を、顧客企業が社内外で活用できるサービス。

初期投資を必要とせず、また、企業におけるコストの効率化や透明性向上に役立つことから、現在、世界中の企業で使われている。

例えば従業員向けの食事補助プログラムの立ち上げや福利厚生の強化、Uberバウチャーをデジタル・タクシー・チケットとして使ったりと活用方法はさまざま。マーケティング施策やイベント・セミナー等での活用もみられるようになってきたという。

今回、日本でも、2021年11月8日より、大和ハウスグループのコスモスホテルマネジメントが展開する『MIMARU 東京上野稲荷町』にて、Uber Eatsのバウチャーを活用した宿泊プランの提供をスタート。

Uberバウチャーを活用して宿泊プランが提供されるのは、国内のホテルグループとして初の取り組みとなるとしている。街に人が戻りつつある中、国内ホテル事業を始め、安心・安全を目指した取り組みとして、このようにUberバウチャーの活用が始まっているとのことだ。

<おいしい食事でビジネスを促進>

多くの企業で、ハイブリッドワークやフルリモートによる新しい働き方が一般的になりつつある中、今までオフィスにいることが前提で提供されていた食事補助も、働く場所に縛られない提供方法が求められてきている。

Uber for Businessを活用すれば、働く場所に縛られずにUber Eatsによって従業員に食事が提供可能となる。

リアルタイムの使用履歴の報告や注文可能な日時の設定など、プログラムの細かな設定も可能で、経費精算の手間を省くだけではなく、予算の設定・管理も簡単にできるため、従業員の日々の食事サポートに限らず、チームランチや社内外の行事でも活用されているという。

<スムーズなビジネスの移動を実現>

Uberバウチャーは、大切なユーザーや従業員のために、タクシー・チケット替わりに利用できるという。

Eメール、ショートメッセージなどを通して、相手にリアルタイムで配布が可能で、その利用状況はダッシュボードで管理でき、分析、経費精算も簡単。配車サービスUberとデリバリーサービスUber Eatsの両方が利用できるような設定も可能であるとのことだ。

<顧客満足度の向上>

Uberバウチャーは、イベントやセミナーの参加者向けの食事の購入など、顧客やゲストに感謝の気持ちを示す際に活用できるほか、様々な場面で顧客ロイヤルティを高める手段として活用できる。

ある企業では、人事採用プロセスにおいての企業エクスペリエンス向上施策として、移動にかかる交通費の負担や採用活動時のランチにUberバウチャーを活用している企業もあり、使い方はさまざま。

このように、Uber for Businessを活用すれば、社員・顧客・ゲストのために新しい付加価値を創造できるようになるという。

なお、初期費用もなく、企業の規模も問わず利用可能であるとしている。