日本航空(以下、JAL)とジャルパック、九州旅客鉄道(以下、JR九州)は、コロナ禍で落ち込んでいる旅行需要の回復に向け、連携した旅行商品を発売すると発表した。
新型コロナウイルスの長引く影響や度重なる自然災害など、厳しい状況が依然として続いているが、JR九州のD&S列車に貸切で乗車できるなど、多くの特別な内容を用意。
また、新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、安全で安心な九州への旅行を提供するという。
なお、同商品を購入した人1人あたり500円をジャルパックの収益の一部から熊本城災害復旧支援金として熊本市へ寄付するとのことだ。
1. 旅行商品の概要
(1)商品名
「特別編成車両で阿蘇を走る阿蘇・熊本・博多2日間」~昨年復旧の豊肥本線を「SL人吉」客車で走行!&「36ぷらす3」にも乗車!~
(2)出発日
2021年12月14日 1泊2日 ※博多での延泊も可能。
(3)行程
(4)旅行代金(1人)
89,800円(3名1室利用時)~98,800円(1名1室利用時)
(5)最少催行人数
30名(最大40名までの限定募集)
(6)詳細
https://domtoursearch.jal.co.jp/jal_dom/landing/21shimo_kyu_jr/?CAL_DT=20211214
上記URLにて11月4日14時より受け付け。
●旅行企画・実施:ジャルパック
2. 同商品の特徴
①SL人吉の客車が豊肥本線を走行!
今回、特別にSL人吉の客車をディーゼル機関車(DL)で牽引し、宮地駅から熊本駅まで運行。昨年、熊本地震以来、4年ぶりに復旧した豊肥本線を走る客車の旅を楽しめるという。
②ツアー限定の特別イベントを開催
1日目の夕食時、同ツアーの参加者限定の特別イベントを開催。同ツアーならではの鉄道にまつわる面白いコンテンツを用意するとしている。
③「36ぷらす3」を熊本→博多で貸切乗車!
昨年10月にデビューした、「36ぷらす3」の車両を貸切で熊本→博多で運転。787系車両を改造した車両で、ワンランク上の旅を楽しめるとのことだ。
④熊本総合車両所・博多駅を特別に見学!
特別に、新幹線の車両基地である熊本総合車両所と、JR九州博多駅を見学できる。普段は立ち入ることのできないエリアを見学できるなど、この日だけの特別メニューを用意。
3.新型コロナウイルス対策について
下記の対策を講じ、利用客に安全・安心を提供
・夕食は1グループ1テーブルとするとともに、バスは1人2席利用にし、ソーシャルディスタンスを確保。また、毎日検温と健康チェックを行うという。
<同ツアーの参加条件として>
・出発日の14日前までに新型コロナワクチン接種を2回完了していること、または出発日の3日前以降に実施するPCR検査の結果が陰性反応であることが必須となる。
※PCR検査に関しては、ジャルパックが用意。
※新型コロナウイルスの状況等によっては、行程や内容が一部変更になる場合があるとのことだ。