スマートニュースは11月1日、デジタル広告品質の第三者認証機構である、JICDAQ(一般社団法人デジタル広告品質認証機構)の「品質認証事業者」として承認されたと発表した。

JICDAQが2021年4月1日に事業を開始してから、認定事業者を公表するのは今回が初めてであるという。

スマートニュースはJICDAQの理念に賛同し、デジタル広告の品質認証を受けることで、広告主に安心安全な広告サービスを提供するとともに、生活者へより品質の高い広告を届け、広告マーケットの健全な発展に貢献したいと考えているとのことだ。

今回の品質認証では、JICDAQが品質認証の対象とする「広告掲載先品質に伴うブランドセーフティの確保」と、「アドフラウドを含む無効トラフィックの除外」の双方。

スマートニュースの広告事業における業務プロセスが、JICDAQが設定する認証水準に適合することが認められたとしている。

「広告掲載先品質に伴うブランドセーフティの確保」では「広告掲載不適切コンテンツへの広告掲載の排除」と「広告主が不適切とみなすブランド毀損リスクコンテンツへの広告掲載の排除」の2点で、JICDAQの定める基準に、適合する必要があるとのことだ。

「アドフラウドを含む無効トラフィックの除外」では「無効トラフィック対策認証基準」として無効なトラフィックの排除やそれに関わる複数の基準に、適合する必要がある。

スマートニュースで展開される広告は、これらの広告品質に関する基準に適合することが認められ、今回スマートニュースが事業者認定を取得したという。

JICDAQ(一般社団法人デジタル広告品質認証機構)は、デジタル広告が、生活者や企業、そして社会にとって有益であることを願い、デジタル広告市場が健全に発展することを目指して立ち上げた認証機構。

公益社団法人日本アドバタイザーズ協会、一般社団法人日本広告業協会、一般社団法人 日本インタラクティブ広告協会の広告関係3団体は、デジタル広告の品質を第三者認証する機構「JICDAQ」の設立を決意し、「JICDAQ宣言」を発表。

JICDAQは、正式名称を「一般社団法人 デジタル広告品質認証機構」といい、デジタル広告の品質課題のうち、まずは「アドフラウドを含む無効配信の除外」と「広告掲載先品質に伴うブランドセーフティの確保」の品質認証に取り組むとのことだ。