ワークマン既存店567店とWORKMAN Plus 351店、さらに話題の「#ワークマン女子」 8店の計926店を全国に展開するワークマンは、今後の主流になる路面店の全国3号店「#ワークマン女子」前橋吉岡店を11月3日にオープンすると発表した。
今回は10月27日にリニューアルオープンする「カインズスーパーセンター前橋吉岡店」の敷地内に出店し、同じ敷地内にあるグループ会社のベイシアと合わせて相乗効果も狙えるという。
なお、開店前日の11月2日にはマスコミ向けに「#」の店名に相応しいSNS用の「バズる」仕掛けと、驚きの新機能を持つワークマン秋冬新製品を紹介する内覧会を開くという。防水・撥水・防寒・燃えにくさなどの実験や体験も可能。
「#ワークマン女子」のモール6店舗は東京、大阪、横浜、川崎などの政令都市にあり、予想を上回る好業績をあげているという。
10月15日にOPENしたアルカキット錦糸町店はセール期間の17日まで毎日入店整理券を1,300枚配布したが、それでもレジ待ちの行列ができたとのことだ。
現在でも多くのメディアから取材の依頼があり、人気の高さを実感しており、先行した路面店の第1号店の南柏店や、2号店の盛岡南店でも長い行列ができ、駐車場の満車状態が続くなど利用客には迷惑をかけたが、今回は共有駐車場の為、十分駐車スペースは確保できるとしている。
「#ワークマン女子」前橋吉岡店の製品構成は女性2割、男女兼用(アウトドアウェアやレインスーツはユニセックスが主流)6割、男性2割で、作業服・作業用品は扱わないという。
路面第1号の南柏店では平日の女性と男性の比率は7対3、休日は家族での来店が多く5対5、全体で5.5対4.5に。入口付近にある女性売場と女性マネキンが目に入るが、実際は女性と男性客比率1対1をめざす店舗であるとのことだ。
前橋都市圏のワークマン店とWORKMAN Plus店は一般客が急増する中、作業客向け売上も年間5~10%で成長しているため、双方の利用者で駐車場が満車になりがちであるという。
現場への行き帰りに立ち寄ることが多い作業客にとって、駐車場に空きがないと仕事に差し支えるため、既存店は駐車場を常に1台は空けておくべきで、広い駐車場を持つ「#ワークマン女子店」に少しでも一般客が吸収できればと思っているとのことだ。
これまでワークマンを育てて頂いた作業客への利便性維持のため、繁盛店ばかりで満車になりやすい地域を優先して「#ワークマン女子店」を出店していくという。
「#ワークマン女子」前橋吉岡店の売上予想は130坪の大型店舗(当社標準店舗は100坪で平均売上1.6億円)であることや、カインズやベイシアとの買い回り相乗効果、共同駐車場であることから初年度3.6億円となっている。