コロナ禍で3割が「オーディオブックの利用増えた」 オトバンク、「オーディオブックの利用傾向」を調査

オトバンクは、会員数が200万人を突破した日本最大級のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」のユーザーを対象に実施した「オーディオブックの利用傾向」に関する調査結果を発表した。

<調査結果概要>

①コロナ禍でオーディオブック利用増えたと回答「3割」。運動不足解消の散歩中に“ながら聴き”など、新習慣に取り入れるケースも。
②コロナ禍で利用が増えたトップ3は「動画」「ネットニュース」「音声コンテンツ(オーディオブック含む)」
③情報をインプットする際の悩み最多は「目疲れ」。コロナ禍において、動画やネットニュースの利用が増え、約8割の人が「目疲れ」に悩み。

<調査結果詳細>

①コロナ禍でオーディオブック利用増えたと回答「3割」。運動不足解消の散歩中に“ながら聴き”など、新習慣に取り入れるケースも。

コロナ禍でのオーディオブックの利用について調査したところ、「利用がかなり増えた」「利用がやや増えた」と回答した人は3割(31%)に到達。

一方で、「利用が減った」と回答した人は、1割(5%)に満たず非常に少数で、オーディオブックの利用が増加傾向にあることが分かったとのことだ。

◆「利用が増えた」理由

-在宅勤務になって
・在宅勤務になり自炊の時間が増え、その時間にオーディオブックを聴くことが増えた。
・在宅勤務で自由時間が増え、運動中に聴くようになった。

-健康維持のための運動とともに
・健康維持のために散歩の時間が増えたので、散歩中にオーディオブックを聴くことが増えた。
・運動不足解消のため近所を歩く機会がふえたため、歩きながら聴く機会が増えた。

-音を聴きたくて
・夜眠れない日に聴くことが増えた。

◆「利用が減った」理由

-生活の変化に伴い
・外出が減ったので、隙間の時間が減り聴く時間も減った。
・自宅待機で、オーディオブックを聴いていた車に乗る機会が減ったため。
・以前は通勤時に聴いていたが、在宅勤務により聴くことが少なくなった。

②コロナ禍で利用が増えたトップ3は「配信動画」「ネットニュース」「音声コンテンツ」

コロナ禍において特に増えた情報のインプット方法について調査したところ、「配信動画」を視聴する機会が増えたという回答が最多。

次いで「ネットニュース」となっており、スマートフォンを通じた情報収集が加速したことが伺えるという。

③情報をインプットする際の悩み最多は「目疲れ」 動画やネットニュースの利用が増え、約8割の人が「目疲れ」で悩み。

情報をインプットする際の悩みについては、「目が疲れる」「時間がない」「活字が苦手」の3つの悩みを約8割の人が実感していることがわかった。

その中でも最も挙げられたのは、「目疲れ」。コロナ禍において、動画やネットニュースの利用が増え、目を長時間使うシーンが増えていることが「目疲れ」を引き起こしていると予想されるという。

【目の健康と読書について:医療法人社団済安堂理事長・井上眼科病院院長井上賢治氏コメント】

「コロナ禍でPCやスマートフォンを見る時間が増えているからこそ、「画面を見ない目の休息時間」が大切。若年で老眼のような症状が出てしまう「スマホ老眼」と呼ばれる方も出てきています。オーディオブックのように本を音声で楽しむのは、多くの方にメリットがあります。」

【調査概要】
調査内容:「オーディオブックの利用傾向」
実施時期:2021年9月21日~2021年9月24日
調査対象:「audiobook.jp」利用者2,216名
調査手法:インターネットを利用したアンケート調査

<参考>
オトバンク『コロナ禍で3割が「オーディオブックの利用増えた」と回答。自粛疲れで“目疲れ”人が増加し、「耳時間」に注目集まる<オーディオブック白書2021>

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