ナビタイムジャパンは、AIとARを搭載したドライブレコーダーアプリ『AiRCAM』(エアカム)にて、AIで走行中の車線をリアルタイムに検知し、進行方向だけでなく、最適な走行車線までナビゲーションする「ARルート」を提供開始したことを発表した。

同機能は、ドライブレコーダーで撮影しているリアルタイムの道路映像の上に、ARで目的地までのルートや方向を表示してナビゲーションする機能。

通常のカーナビでは、右左折の方向や車線数は案内・表示されるが、車線変更を案内するには、自車が走行中の車線と実際の道路上の車線数等を把握する必要があるため、案内できていないという。

同アプリでは、AIで車線を検知することで、走行中の車線と車線数を把握でき、右左折しやすいように、適切なタイミングで車線変更までナビゲーションが可能。

また、ARによるナビゲーションは、実際の道路風景上に案内を表示するため、ドライバーが認識しやすく、目線の移動を減らすことが期待できるとのことだ。

交通事故原因の約14%を占め、2番目に多い原因である脇見運転を少しでも減らすことで、交通事故の削減にも貢献できればと思っているとしている。

同機能は、2021年11月24日まで、無料で利用可能。11月25日以降は、有料会員登録が必要となる(月額:400円(税込))。