KDDI、2023年度までにグループのDX人財を4,000名規模に拡大 金融などの非通信事業を強化

KDDIは、社内外でデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)を推進するDX人財を2023年度までにグループ全体で約4,000名に拡大すると発表した。

また、DX人財のうち、中核を担う人財をDXコア人財と定め、社内人財育成機関であるKDDI DX Universityで、約1年間200時間におよぶ研修を実施し、2023年度までに500名規模を育成するという。

KDDIは、働いた時間ではなく成果や挑戦および能力を評価・称賛し、処遇へ反映するKDDI版ジョブ型人事制度を2020年8月から導入。2020年度にはKDDI DX Universityも設立し、現在はKDDIグループ全体で約2,000名のDX人財を有しているとのことだ。

新型コロナウイルス感染症の拡大によりライフスタイル・ビジネスの変容が加速している。

通信事業に加え、金融やエネルギーなどの新規事業領域や自社・法人の顧客の業務トランスフォーメーションの推進および新ソリューション・プラットフォーム開発における社内外の変革にはDXが必要であり、それを担う人材が求められているという。

KDDIは、通信を軸に顧客や社会と継続的につながり、付加価値を生むDXを推進し、5Gを活用した新規事業の創出や非通信事業の強化により、社会課題の解決やビジネスの変革を加速していくとしている。

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