日産は、アル・ダハナ社との裁判に関して以下の通り発表した。
過日、ドバイ第一審裁判所は、同社の中東地域における車両配給契約に関するアル・ダハナ社との紛争について、同社と中東日産に対し、12億UAEディルハムを超える賠償金をアル・ダハナ社に支払うよう判決を下したという。
日産は、契約上の義務を完全に履行していると認識しており、この判決を不服とし、控訴。
アル・ダハナ社は、日産前会長のカルロス・ゴーン被告の友人らが所有しており、同社は、契約違反で損害を受けたとして賠償を求めて2019年7月4日に日産と同社の子会社の中東日産などを提訴している。
また、同社は、一貫して適切に行動してきたことを確信しており、従業員、顧客、ステークホルダーの利益のために、この問題が速やかに解決されることを期待しているとのことだ。