Huawei、「グリーン開発のための環境に優しいICT」サミットを共催 カーボンニュートラルの実現へ

ァーウェイ(HUAWEI)がInforma Techと共催したBetter World Summit(BWS)において、ファーウェイ キャリア・ビジネスグループ最高マーケティング責任者の蔡孟波(ボブ・カイ)は、「グリーン開発のための環境に優しいICT(Green ICT for Green Development)」と題する開幕のスピーチで、以下のように述べた。

「ファーウェイはICTインフラ、およびスマートデバイスの世界的プロバイダーとして、当社が行うすべてにグリーン開発を取り入れています。これは当社の社会的責任の一環であると考えます。また、カーボンニュートラルに向けた事業者の取り組みにおいて、ファーウェイは最良のパートナーとなる用意があります。当社の革新的製品、およびソリューションは、事業者が二酸化炭素排出量を削減し、ネットワークのエネルギー効率を高めるサポートをします。また、事業者と連携して当社のICTを活用することで、他の業界が炭素排出量を削減し、カーボンニュートラルをより早く実現できることを希望します。」

2021年6月、ファーウェイとInforma Techは共同でネットワーク炭素集約(NCI)イニシアチブを提起。

このイニシアチブでは、データのビットあたりの炭素排出量がグリーンネットワークの新しい指標に定義されているという。

ファーウェイはより良い生活の追求は、低炭素排出の必要性と調和すべきであると強調し、炭素削減のロードマップをより適切に管理・測定するために同イニシアチブを提起したとのことだ。

今回のサミットで、ファーウェイはグリーン開発に関する業界のコラボレーション・プラットフォームを確立する必要性を強調し、BWSが良い例であると言及。

同プラットフォームでは、業界のパートナーおよび事業者が定期的に会し、いかに炭素排出量を削減し、環境に優しいICT業界に貢献できるかについて革新的なテクノロジーと最新のプラクティスを共有するという。

蔡によると、ファーウェイはMWCバルセロナ2022で、引き続き同社のパートナーとグリーン開発フォーラムを開催し、業界のプラクティスと最新のソリューションを共有する予定であり、同フォーラムにはすべての業界パートナーおよび事業者が参加できるとのことだ。

蔡は次のように述べてスピーチを締めくくった。

「ドバイでのBWSは良いきっかけになると考えます。ファーウェイは今後も業界のパートナー、および事業者と協力し、当社の革新的なテクノロジーを活用することで、すべての業界のグリーン開発を強化してまいります。ドバイの我々の旗艦展示ホールのテーマ「未来を照らす」に思い描かれるように、共に取り組むことで、より環境に優しい未来を輝かせることが出来ると信じています。」

イベントで講演を行った参加者には、InformaTech サービスプロバイダー市場 担当バイスプレジデントのリチャード・マホニー氏、アラブ首長国連邦 国連常駐コーディネーターのデナ・アサフ博士、ジャイアントベンチャーズ 共同創設者のトミー・シュタドレン氏、EtisalatコーポレートコミュニケーションSVPのアフマド・ビン・アリ博士、Orange グループエネルギーSVPのエルベ・スケ氏、MTN 最高調達責任者のディルク・カルル氏、Tanveer グローバルオペレーション担当SVPのタンビーア・ムハンマド氏、ファーウェイワイヤレス製品ライン 担当バイスプレジデント 姜旭東(アーロン・ジャン)が含まれるとのことだ。

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