LINEは、企業とユーザーの「スキマ」時間をマッチングする単発雇用サービス「LINEスキマニ」において、企業とユーザーがチャット上で直接やり取りができる、メッセージ機能の提供を開始したと発表した。

「LINEスキマニ」メッセージ機能の提供を開始

「LINEスキマニ」は、ギグワーク市場(単発雇用サービス)においてLINE社として初めてのサービス提供となる、企業とユーザーの単発雇用のマッチングサービス。

ユーザーは、求人への応募から最短1時間後に勤務を開始することが可能で、ユーザーの「ちょっと空いている時間に働きたい」というニーズを満たすとともに、企業の突発的な業務の増加や人材不足による機会損失を防ぐことを目指しているという。

2021年3月のサービス開始から現在までに約1,000万人を超えるユーザーが登録しているとのことだ。

これまで「LINEスキマニ」を利用するユーザーは、勤怠報告の申請などを「LINEスキマニ」を通して行わなければならず、使い慣れない連絡手段でスピーディーなやり取りができずにいたという。

また企業側は、ユーザーとマッチングするものの、出勤前の意思確認がスムーズに行えず、急な欠勤などを未然に防ぐことが困難な状況にあり、大きな課題となっていたとしている。

こうした状況を受け、「LINEスキマニ」では企業とユーザーがスムーズにコミュニケーションを行えるよう、「LINEスキマニ」上でのメッセージ機能の提供を開始。

同機能を利用することで、ユーザーと企業とのマッチングが完了すると、そのユーザーと企業の担当者が直接チャット上でコミュニケーションをとることが可能になるという。

これにより、ユーザーは出勤前の事前情報のやり取りが容易になり、出勤後の勤怠情報の修正もチャット上で連絡することが可能に。

また企業からメッセージが来ると、「LINEスキマニ」のLINE公式アカウントを通じて通知が来るため、メッセージの確認漏れを防ぐことができるとしている。

企業側も、ユーザーと出勤前の出勤の意思確認ができるようになり、急な欠勤を未然に防げるようになるほか、求人内で伝えきれていなかった補足情報なども事前に伝えることが可能となるとのことだ。

■メッセージ機能について

1.ユーザーと企業がマッチング完了
2.「LINEスキマニ」上でメッセージルームを作成
3.ユーザーと企業が直接やり取り開始

「LINEスキマニ

「LINEスキマ二」は、今後も単発雇用の案件を順次拡大し、空いた時間に働きたいユーザーと、人材不足の企業とのマッチングを実現していくとのことだ。