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スマートニュースは10月20日、第49回衆議院議員総選挙(10月31日投開票)の期日前投票開始に合わせ、ニュースアプリSmartNews内「2021衆院選」ページで、利用者の選挙区の期日前投票所を地図に表示する「期日前投票マップ」機能の提供を開始すると発表した。
同社では、混雑を避けられる期日前投票を支援し、新型コロナの感染拡大防止と投票率向上に貢献したいと考えているという。
同社では、今回の衆院選において、多くの有権者へ期日前投票の利点を知ってもらい、期日前投票を利用しやすくしたいと考えているという。
コロナ禍での混雑を避けられること、投票できる場所が多いこと、11日間の期日前投票期間で有権者の都合に合わせた投票ができること。また投票所入場券(有権者の住所に郵送されるはがき)がなくても本人確認ができれば(例えば免許証の提示があれば)投票できることも利点であるとのことだ。
期日前投票をもっと身近に分かりやすく
前回2017年の衆院選(小選挙区)では、2,138万人が期日前投票を行ったという。有権者数に占める割合は20.2%となり、投票者数、割合ともに過去最高となっているとのことだ。
さらに昨今のコロナ禍においては、投票所の混雑を避けるため、各地の選挙管理委員会が、期日前投票の積極的な利用を呼び掛け。
このような背景から、同社は「期日前投票マップ」を提供することで、投票所を分かりやすく知らせ、「スマホと本人確認書類さえあれば期日前投票に行ける」ように、期日前投票をより身近に簡単にする取り組みを行うという。
有権者の4割以上が、期日前投票の意向あり
同社が2021年10月に20歳から74歳までの有権者4,400名に実施したアンケート調査では、期日前投票制度を知っている人は93.1%で、知らない人は6.9%となった。
同制度を知っている有権者(n=4,097)のうち4割以上(44.3%)が今回の衆院選で期日前投票の利用意向を示しているという。
一方で、同制度を知っている有権者(n=4097)の約3割(29.2%)は、期日前投票の場所を「知らない」と回答しており、期日前投票の制度や投票所に関して、一部で認知がなされていないことが伺えるという。
同社では、有権者一人ひとりが、自分の選挙区の候補者や期日前投票に関する情報を的確に取得できることが重要と考え、2021衆院選ページを開設し、「期日前投票マップ」機能を提供。
この取り組みを通じて、より多くの有権者が、期日前投票を利用することの一助になりたいと考えているとのことだ。
2021衆院選ページは、SmartNews日本版を利用するすべてのユーザーが、アプリのトップ画面に表示する「衆院選トップカード」からワンタップでアクセスできる。
2021衆院選ページで提供する機能・情報は以下。
1. 自分の選挙区の期日前投票所を地図で表示する「期日前投票マップ」
利用者が住んでいる地域を選択すると、市区町村の選挙管理委員会が公表している情報を基に、全国5,100か所(10月19日時点)を超える期日前投票所から、自身の選挙区にある期日前投票所を地図で表示。
各投票所のページでは、住所、投票時間、必要な持参物、問い合わせ先、自治体の選挙情報ページのリンク(※開設されている場合)など詳細な情報を提供するという。期日前投票は、投票所入場券がなくても本人確認ができれば投票を行うことができるとのことだ。
2. 自分の選挙区の候補者リスト&候補者詳細情報を表示
利用者が住んでいる地域を選択すると、自分の選挙区の候補者一覧を表示。各候補者の詳細ページでは、時事通信社が提供するデータを元に、候補者写真、所属政党、当選回数、歴任した役職などの情報を届けるという。
候補者が公式ホームページ、公式SNSなどを運用している場合は、各ページ、SNSへのリンクを設け、候補者自身が発信する情報へアクセスできるとのことだ。またこのページでは、配信しているメディア各社による今回の衆院選や候補者に関する記事も表示。
3. 候補者へ実施したアンケートの回答を表示(日本テレビ調査・実施)
各候補者の詳細ページでは、日本テレビとJX通信社が共同で実施した候補者へのアンケートの回答を、日本テレビの協力の下、表示(回答完了前の場合含む)。
新型コロナ対策や経済対策など、政策課題や具体的な政策に関する23問の質問(全て選択式)について、賛成・反対や、取り組む意向など、各候補者の回答を記載しているとのことだ。
SmartNewsは、今後も公共性を担う使命を自覚し、日々の生活に寄り添う公益性の高い良質な情報を、より多くの人へ分かりやすく届けていくとしている。
なお、10月21日から31日まで、2021衆院選ページの開設を記念して、スマートニュース公式Twitterアカウントをフォローし、投票を呼びかけるツイートをリツイートした人の中から、抽選で1万名にファミリーマートの「クリスピーチキン(プレーン)」をプレゼント。
同社では、SmartNewsの2021衆院選ページを通じて、利用する人に選挙への関心をさらに高めるきっかけにつなげたいと考えているという。