COUNTDOWN JAPAN事務局は、COUNTDOWN JAPAN 21/22を12月28日、29日、30日、31日の4日間開催すると発表した。

また、1弾出演アーティストの発表と、チケットの先行受付を開始した。

収容人数を各日1万人とし、赤字にならないギリギリの運営スキームで開催するという。具体的には、ステージはEARTH STAGEひとつ、装飾関係の演出はゼロという、例年のカウントダウン・ジャパンとは全く違う形となるとのことだ。

また、感染状況のどのような変化にも対応できるよう開催実現を最優先し、大晦日も前3日と同じ終演時刻とし、年越しは行わないとしている。

参加する人は新型コロナウイルスワクチンの2回接種、もしくは来場日の72時間以内のPCR検査による陰性証明が必要となる。指定機関でのPCR検査は1,100円(+郵送費)で、費用は本人負担。指定機関以外での検査結果も受け付けるとのこと。

会場は幕張メッセの1〜8ホール、1日の出演者は8組、ステージ前方は事前抽選・入れ替え制、電子チケットの導入など、大きな変更点や感染症対策に関する大切な注意事項がたくさんあるとし、「新型コロナウイルス感染症対策と会場内での注意事項」とチケットページの案内をよく読んで申し込みをしてほしいとしている。

なお、チケットは各日11,000円となり、チケットの先行受付ならびに出演アーティスト発表は、公式アプリ「Jフェス」にて行うという。

同事務局は、以下の通り述べている。

「今年、いくつかの夏フェスが開催されました。しかしその多くが採算的に厳しい結果だったと聞いています。今、私たちの業界は赤字を覚悟で開催するか、開催を断念するかの二択を迫られています。私たちも春、ジャパン・ジャムを開催しましたが赤字でした。多くのイベンターの方と同じように、開催することで、何とか状況を打開したいという思いが強くありました。
しかしこのままの形で続けていては何の展望もひらけません。この制限の中、少しでも利益を生み出せる開催スキームを作っていかなければなりません。私たちはチケット代11,000円がこの開催スキームで皆さんにお願いできる上限と考えました。1日1万人だと採算ギリギリというラインです。はたして皆さんに受け入れていただけるのか分かりませんが、この形でやらせていただきたいと思います。」

また、「音楽を止めない。フェスを止めない。このメッセージを掲げて、参加者の皆さん、出演アーティストと一緒に、最高のフェスを創れることを、楽しみにしています。今年こそ、年末の幕張メッセでお会いしましょう。」と述べている。