zeroplaceは、ココロとカラダのケアが必要な産後ママを中心とした子育て家庭をサポートする取り組みとして、助産師が常駐するラウンジ併設通所型産後ケア施設「zeroplace supported by NESCAFÉ」第一号施設を、ネスレ日本(以下、ネスレ)のサポートのもと沖縄県浦添市に新設し、10月14日より本格営業を開始すると発表した。
また、合計特殊出生率が都道府県別で47年連続1位の沖縄県での開業を皮切りに、今後は全国での展開も視野に入れているという。
現役助産師のアイデアから生まれた、赤ちゃん連れで気軽に立ち寄れる施設
近年、核家族化やライフスタイルの変化による地域コミュニティとの関わりの希薄化により、妊娠・出産・子育てといったライフステージの変化のタイミングにおいて、身近に頼れる人や環境がないことが社会課題になっているという。
さらに、2020年からの新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛の影響で、「育児関連の催しが中止・縮小された」、「ほかの子育て中のママ・パパと交流できない」など、より孤独や不安を抱える方が増えたと言われており、その課題解決は急務と言えるとのことだ。
これまで、“産後ケア”といえば宿泊型、訪問型がメインで、気軽に利用できない、また利用方法や手続きなどが分からないなどの課題があったという。
今回本格営業を開始する「zeroplace supported by NESCAFÉ」は、赤ちゃんを育てるママとパパが抱えている「少しでいいから自分の時間が欲しい」「退院後の育児に不安を感じる」といった悩みを解決するために生まれたとのことだ。
zeroplaceの代表社員である島袋綾香氏が、現役助産師ならではの目線で施設をレイアウトし、ママも赤ちゃんも快適に過ごせるような工夫を取り入れていることも特長であるとしている。
また、幼稚園・保育園、市役所など様々な場所に「ネスカフェ」のコーヒーメーカーを設置する取り組みを推進してきたネスレは、今回のアイデアに賛同し、利用者が気軽にコミュニケーションできる場をつくれるように、コーヒーメーカーの提供およびzeroplaceと共同での施設づくりを実施。
今回zeroplaceでは、妊娠中や授乳中の女性でもカフェインを気にせずにコーヒーの淹れたての香りと味わいを楽しめるよう「ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス」などの飲み物を提供するという。
zeroplaceは、「産後の自分時間をここで」を事業コンセプトとして掲げ、産後ケアが必要なママへのサポートを行うとともに、子育てに関わる幅広い人々がゆったりと過ごせる空間を提供することで、利用者には「ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス」をはじめとした飲み物を楽しみながらリラックスタイムを過ごしてほしいと考えているとのことだ。
施設概要
◆場所: 〒901-2131 沖縄県浦添市牧港1339 田中ビル2階
◆駐車場: 乗用車4台分 ※無料
◆営業時間: 9時から18時(定休日:木曜、日曜)
◆ポイント:
・ゆったり過ごせるラウンジで赤ちゃんと一緒に気分転換
・赤ちゃんを育てるママやパパ仲間との交流
・赤ちゃんを助産師に預けて休息が取れる
・助産師への育児や身体に関する相談
無料で使用できる専用アプリ「Trange(トランジ)」について:
・Lounge(ラウンジ)エリアの残席確認ができるので、施設内の混雑状況を把握したうえで来店できる。
・QRコードを使用し、キャッシュレスで利用料金の支払いが可能。
・ベビママサポートの事前予約が可能
◆利用料金(税込)
Loungeエリア: 500円/1時間 ※飲み物込み
Midwifeエリア:
ベビー預かり 3,000円/2時間
乳房ケア 4,000円/1時間
育児相談 2,000円/30分
沐浴指導 1,000円/1時間
授乳介助 2,000円/1回
骨盤ケア 5,000円/50分
<行政委託産後ケア事業>3時間コース 1,000円~
<行政委託産後ケア事業>6時間コース 2,000円~