セブン‐イレブン・ジャパン(以下、セブン‐イレブン)は、岡山市、倉敷市、日本財団は、限りある資源の有効な活用と海洋プラスチックごみ対策を目的としたペットボトル回収事業を開始したと発表した。

ペットボトル回収事業

実施にあたり、岡山市・倉敷市内のセブン‐イレブン120店舗にペットボトル回収機を新たに設置し、地域の人々と共に、ボトルtoボトルによるプラスチックのリサイクルと海洋ごみ対策を促進していくとのことだ。

瀬戸内海に面する岡山市と倉敷市は、海洋プラスチックごみの流出を防ぐべく、これまでさまざまな取り組みを行ってきたという。

産官民が連携同取り組みは、瀬戸内海に面する4県(岡山県、広島県、香川県、愛媛県)との包括的海洋ごみ対策プロジェクト「瀬戸内オーシャンズX」を推進する日本財団と、プラスチック対策の一つとしてペットボトル回収機の設置を推進するセブン‐イレブンが、互いの活動に賛同し実現したという。

四者の協同により、地域社会と一体となったペットボトルリサイクル活動に取り組み、「循環経済社会」の実現と海洋プラスチックごみの削減を進めていくとのことだ。

【四者の役割】
■岡山市、倉敷市
・本事業の周知および正しい分別について、市民への浸透を図る。

■セブン‐イレブン店舗
・回収機の運用および回収資源の管理

■日本財団
・セブン‐イレブン店頭に設置するペットボトル回収機について、本体費用の1/3を拠出。同事業の周知。

【ペットボトル回収機】
<開発メーカー>寺岡精工
<機器サイズ>(単位:mm)W650×D500×H1330
<収容量>ペットボトル約280本※500mlペットボトル換算

ペットボトル回収機