Instagramは、渋谷スクランブル交差点や東京駅など、都内にある特定のスポットを訪れると使えるようになるスタンプをローンチしたと発表した。
スタンプがあるスポット、もしくはその付近でInstagramアプリ内の地図を開くと、飲食店や観光名所などの人気スポットと一緒にスタンプが表示され、ストーリーズの投稿で使えるようになるとのことだ。
スタンプを使うには、該当スポット、もしくはその付近でInstagramのアプリを開き、発見タブの右上にある地図アイコンから地図を表示。
画面上に出てくるスタンプをタップし、「ストーリーズを作成」を選ぶと、そのスタンプを使って写真や動画を投稿できるという。
一度入手したスタンプはいつでも使うことができ、スタンプラリーのように集めて楽しむこともできるとしている。
該当するスポットや付近にいないときでも、Instagram内の地図を開いて近隣エリアを表示すると、地図上にスタンプが表示され、どこを訪れると入手できるのか場所を確認することが可能。
スタンプを利用できるスポットは渋谷スクランブル交差点や東京駅、井の頭公園やアメ横など都内10箇所だという。
現在、国内利用者の多くがInstagramを使って飲食店や観光スポットを発見したり、位置情報タグをつけて写真や動画を投稿することで、お気に入りの場所やお店をシェアしている。
多くの利用者がスタンプを楽しむことができるよう、今回はInstagram上で特に人気のある都内のスポットのうち、アクセスしやすい10箇所を選んだとのことだ。
スポットごとに異なるスタンプのデザインは、個性豊かな4名のクリエイター、朝野ペコさん、岡村優太さん、中島ミドリさん、VERDYさんによるものだという。
全て同機能のためにデザインされたスタンプで、一部のスタンプはタップすることで複数のデザインから使いたいものを選ぶことができるとしている。
Instagramは、利用者が訪れたい場所やお店をより簡単に発見できるよう、今年6月に地図検索機能を導入。今回のスタンプはそのようなInstagram上の発見をより楽しく充実させるためのアップデートだという。
今後もスタンプを使えるスポットを増やしたり、同機能を導入する地域や国を拡大していき、Instagramを活用している個性豊かなクリエイターの作品により多くの利用者が触れる機会を作るとともに、将来的には観光などの地域振興につながるよう拡大していきたいと考えてるとのことだ。