社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」を運営するクラダシは、東京商工会議所と「食品ロス削減に向けた連携協定」を締結したと発表した。
同連携協定締結を受け、クラダシと東京商工会議所は今後相互に協力し、食品ロス削減に向けて取り組みを推進していくとのことだ。
クラダシは、食品の賞味期限の切迫や季節商品、パッケージの汚れやキズ、自然災害による被害などの要因で、消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」で販売し、フードロスの削減に取り組んでいるという。
また、東京商工会議所は、1878年に初代会頭を渋沢栄一とし、日本初の商法会議所として設立し、2019年5月に、経済と環境の両立に向けて環境に配慮した活動を展開する「東商環境アクションプラン」を策定。
「東商環境アクションプラン」は首都東京と都内中小企業の更なる発展を目指し、東京商工会議所が1.会員企業のために取組むこと、2.地域と取組むこと、3.自ら取組むことをそれぞれ設定しており、3.自ら取り組むことのひとつに、食品ロスの削減を掲げているという。
クラダシと東京商工会議所の連携により、東京商工会議所の会員事業者が抱える廃棄になる可能性のある食品等の販路拡大を進め、コロナ禍で大きなダメージを受けている食品関連産業を支援していくとのことだ。
■連携内容概要
1.「KURADASHI」の仕組みを活用し、東京商工会議所に所属する事業者で発生する食品ロスを削減すること。
2.事業者に対し「KURADASHI」に関する周知・情報提供を行い、食品ロス削減に関する意識の向上を図ること。
■同提携による主なSDGs連携
1.貧困をなくそう
あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ
3.すべての人に健康と福祉を
あらゆる年齢のすべての人の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
11.住み続けられるまちづくりを
都市と人間の居住地を包括的、安全、強靭かつ持続可能にする
12.つくる責任つかう責任
持続可能な消費と生産のパターンを確保する