ANA、法人向け国内線出張システム「ANA Biz」を来年3月より開始 JCB企業間決済サービスで予約から精算の一括管理をANAウェブサイト内で実現

全日本空輸(以下、ANA)は、現在提供している法人向け国内線出張システム「ANA@desk」の機能を刷新し、ジェーシービー(以下、JCB)と共同開発した企業間決済サービスを利用する「ANA Biz」を2022年3月16日(予定)より開始すると発表した。

■新サービス「ANA Biz」の特長について

① ANAウェブサイトと同様の操作性

現行サービス「ANA@desk」ではログイン専用ページからIDとパスワードを入力してログインしていたが、「ANA Biz」はANAウェブサイト内にシステム構築されるため、ANAウェブサイトのトップページからログインし、同一の予約システムを利用することが可能となるという。

これにより、ANAウェブサイトで航空券を予約する際と同様の操作性でサービスを利用できる。

② 予約から精算までの情報を一元管理化

「ANA@desk」で帳票出力可能な予約、搭乗の実績に加え、「ANA Biz」では精算実績についても帳票出力が可能となるため、企業の管理者は予約から精算までの出張情報の一元管理ができる。

③ 個人事業主へ対象を拡大

個人事業主の場合も「ANA Biz」のサービス対象となるという。
※「ANA@desk」では日本国内に登記がある法人、もしくは、海外に本社がある法人の場合は日本国内に登記のある日本支社組織のみを対象にしているとのことだ。

④ JCB企業間決済サービスによる企業一括精算

航空券の精算については、JCBの企業間決済サービスを利用するため、出張者本人による立替払いが不要。同サービスはカードを発行せずシステム連携するカードレス方式のため、航空券購入の際にカード番号を都度入力せずに安全かつスムーズに決済することが可能であるとのことだ。

また、航空券を発券した日に応じて1か月単位で企業一括精算を行うことができるため、ANAウェブサイトにおいて予約・発券から精算までを完結することができる。

JCBでは新たに法人用入会プラットフォームを構築したため、ANAウェブサイトと連動してWEB申込が可能。

■ANAとJCBの役割について

■「ANA@desk」のサービス終了について

同サービスの開始に伴い、現行の国内線出張サービス「ANA@desk」は2023年3月搭乗分までの取扱いとし、ログインおよび帳票等の確認サービスは2023年11月末で終了する予定であるとのことだ。

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