学情は、2023年3月卒業（修了）予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施し、結果を発表した。

今回は、「テレワーク」に関して調査。

コロナ禍でテレワークが普及・定着するなか、「テレワークでは質問がしにくい」「上司や先輩と話す機会がなく、人間関係を築きにくい」といった課題も指摘され、これから社会人になる学生は入社する企業でのテレワークについて、どのように考えているのか調査したとのことだ

■入社する企業に、テレワーク制度があったら「利用したい」と回答した学生が7割を超える

入社する企業にテレワーク制度があったら「利用したい」「どちらかと言えば利用したい」との回答は74.5％に達し、テレワーク制度も活用して仕事をしたいと考える学生が多いことが分かるとしている。

入社する企業に、テレワーク制度があったら利用したいか

■入社先の企業でテレワークを実施したい頻度は「週に1～2回」

入社先の企業でテレワークを実施したい頻度を調査したところ、「週に1～2回」が28.5％で最多となった。次いで、「週に3～4回」25.6％と続く結果に。

「毎日」は8.1％に留まっており、常にテレワークをするのではなく、出社とテレワークを組み合わせて働きたいと考える学生が多いことが判明したという。

また、「入社後、仕事に慣れてから実施したい」の回答も23.9％に上り、テレワークの制度は好意的に捉えているものの、出社して働く機会も得たいと考えている学生が多いことが分かるとしている。

入社先の企業でテレワークを実施したい頻度

■半数以上の学生が、プレエントリー時にテレワーク制度の有無を重視

プレエントリー時にテレワーク制度の有無を重視するか尋ねたところ、「重視する」「どちらかと言えば重視する」と回答した学生は56.6％となった。

「柔軟な働き方ができそう」「テレワークのほうが集中して取り組める仕事もあると思う」「コロナ後も、テレワークは定着すると思うので、制度の有無は確認しておきたい」といった声が上がったとのことだ、

プレエントリー時にテレワーク制度の有無を重視するか

【調査概要】
調査対象：「あさがくナビ2023（ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1）」へのサイト来訪者
調査方法：Web上でのアンケート
調査期間：2021年9月3日～2021年9月30日
有効回答数：415名

＜参考＞
学情『あさがくナビ2023「テレワーク」に関するアンケート』