無印良品を展開する良品計画は、大和ハウス工業が運営する愛知県春日井市の商業施設「イーアス春日井」の1階にて、「無印良品 イーアス春日井」を2021年10月22日にオープンすると発表した。
中部地区の人々の暮らしに役立つ”コミュニティセンター”を目指して
(1) 売場の特長
「無印良品 イーアス春日井」は、1フロアで約1,650坪と無印良品で最大の売場面積となる大型店。日々の生活を充実したものにする日用品・食品・収納用品の販売はもちろん、地域に密着した大型店ならではの3つの特長があるという。
地域の人々が交流する場の提供や、春日井市と連携した地域振興の取り組みなどを通して、暮らしに役立つ”コミュニティセンター”となることを目指するとのことだ。
① インテリアアドバイザーが常駐する「体感型の収納売場」
収納のコツを集めたモデルルームにて、来店客一人ひとりの暮らしに合わせた収納プランを、常駐するインテリアアドバイザーが提案。無印良品のすべての収納用品を実際に売場で試すことができるという。
また、オリジナルのラベル印字サービスを導入し、購入した商品に好きな文字やイラストを無料で印字することができる。無印良品として全国初のサービスとなっている。
② “屋台”が並ぶ日用品売場「朝市大通り」
毎日使う日用品は、店内の中央にて、通常の什器ではなく”屋台”に並べて展開。
街の朝市をイメージして”朝市大通り”と名付けたこの売場は、来店客と店舗スタッフが日々顔を合わせ、暮らしに役立つコツなど日常生活にまつわる様々な会話をすることで、朝市のように活気のある空間を目指すとのことだ。
③ 地域住民・商売・行政が集う「中央広場」
地域の人々と、地元の商売や行政活動をつなぐ「かすがい(鎹)」(人と人をつなぎとめるもの)となる店舗を目指し、店内に「中央広場」を設置。
同広場でのイベント開催などを通して、店舗が拠点となり、地域に巻き込まれながら「いきいきと、安心して、住み続けられる街」の実現を目指するとしている。
(2) 地域の人々と一緒に取り組む活動
① 防災、健康など暮らしに役立つイベント開催
春日井市や病院、学校、NPO、ボランティアなどと連携し、防災、健康、子育て、環境に関連するイベントを開催。「災害」への啓発活動として、春日井市の災害の特徴を周知するために、ハザードマップや「いつものもしも」の春日井版ドリルを配布するという。
② 地産地消をテーマとした食材販売とキッチンカウンターでの実演
地域の農業振興や物流課題の解決を図る取り組みの一環として、愛知県内の野菜や果物などを販売し、地元のおいしいものをおいしい状態で配送。中部地区初となる「キッチンカウンター」も導入し、調理のポイントやレシピなどを紹介する実演やライブ配信を行うとしている。
また、地元で活躍されるさまざまなジャンルの人々とともに、地域の食品・特産品の販売やワークショップなどを行うイベント「つながる市」を定期的に開催。
(3) 資源循環のための活動
不用なものを廃棄せず、回収して次につなげるための活動を行うという。無印良品の衣料品、CD・DVD、家庭で食べきれない食品などを回収する「回収ボックス」を店内に設置。
非接触・非対面で商品の受け取りができる「商品受取ロッカー」を設置
より便利に、より安心・安全に買い物を楽しめるよう、非接触・非対面で商品を受け取ることができるロッカーを店内および店外に設置。また、無印良品としては初となる、冷凍冷蔵ロッカーも店内に用意するとのことだ。
「商品受取ロッカー」で受け取り可能な商品
・インターネット注文にて、店頭受け取りを指定した商品
・店頭にて、取り寄せを指定した商品
※ 注文商品の大きさや種類によっては、利用できない場合があるとのこと。
店舗概要、フロアマップ
店舗名 無印良品 イーアス春日井
所在地 〒486-0842 愛知県春日井市六軒屋町東丘22 イーアス春日井1階
売場面積 約1,650坪
オープン予定日時 2021年10月22日
営業時間 10:00~20:00