スポーツバイク専門メディア「BiCYCLE CLUB」、茨城県と提携 サイクリスト誘客へ宿泊プランの募集を開始

ピークスが運営する、スポーツバイク専門メディア『BiCYCLE CLUB』は、茨城県県民生活環境部スポーツ推進課より、サイクリストのさらなる誘客を目的とした「令和3年度サイクリストにやさしい宿利活用促進事業」を受託し、「サイクリストにやさしい宿連携宿泊プラン」企画提案募集を開始したと発表した。

「サイクリストにやさしい宿連携宿泊プラン」は、全県的なサイクルツーリズムを推進するため、茨城県が認定した「茨城県サイクリストにやさしい宿」へのさらなるサイクリストの誘客を促進する取り組みの一環。

茨城県が認定した、サイクリストにとって快適な環境を提供できる宿泊施設「茨城県サイクリストにやさしい宿」を活用した宿泊プランを募集。募集した宿泊プランは、サイクルツーリズムに精通する専門審査員が選定し、プランの磨き上げから開発までを実施するという。

専門審査員は以下の3名。
サイクリスト・日向涼子さん(写真左)、いばらきサイクリングナビゲーター・篠さん(写真中央)、『BiCYCLE CLUB』編集長・岩田淳雄(写真右)

サイクルツーリズムへの取り組み背景

平成29年(2017年)5月に「自転車活用推進法」が施行され、平成30年(2018年)6月に「自転車活用推進計画」が閣議決定されるなど、日本は自転車活用やサイクルツーリズムの推進による、観光立国実現へ向けた目標が掲げられている。

また茨城県は、日本有数のサイクリングコースの1つである「つくば霞ヶ浦りんりんロード」を核として、「いばらきサイクルツーリズム」の認知を徐々に高めるとともに、交流人口の拡大や地域活性に寄与しつつあるとのことだ。

『BiCYCLE CLUB』は創刊36年を迎えた業界屈指の専門メディアとして、さまざまな形で自転車のあるライフスタイルを提案してきた。

近年、新型コロナウイルス感染拡大に伴うオープンエアな趣味への興味関心の増加も後押しし、業界全体が活性化しており、『BiCYCLE CLUB』では、スポーツバイク業界をさらに盛り上げるべく、デジタルを活用したサイクリストたちとのダイレクトな接点を増やし、長年のサイクル業界ネットワークを活かした地域活性へ向けた取り組みを強化しているという。

受託内容詳細

・「サイクリストにやさしい宿利活用促進事業」事務局運営
・「サイクリストにやさしい宿連携宿泊プラン募集」に伴う、審査員選任
・「サイクリストにやさしい宿連携宿泊プラン募集」後の、採用プランにおける開発支援
・雑誌とデジタル(WEBやSNS)を連動させた『BiCYCLE CLUB』からの、告知〜レポーティング発信

今後も『BiCYCLE CLUB』は、ひとりでも多くの人に自転車のあるライフスタイルを提案し続けるとともに、得意とする趣味領域のアドベンチャーツーリズムを促進し、アフターコロナにおける観光課題へも積極的に取り組んでいくとしている。

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