グローバルスキンケアブランドのSK-IIは、渋谷区と「女性起業家の支援に関する連携協定」を締結し、meeTalkと協力して、7月21日~8月26日までの約1か月間にわたり女性起業家支援プログラムを実施したことをと発表した。
同プログラムは、「#CHANGEDESTINY資金」を活用し、中小ビジネスを経営する女性起業家・事業主を支援する年間プログラムの一環だという。
Facebook JapanやGoogleなど多数の企業の協力を得て、ソーシャルメディア・Eコマース・マーケティングPR・デジタルツール・資金調達・渋谷区との行政連携の6つのテーマについて、ワークショップや個別のビジネス・コンサルテーションを実施。
渋谷区やmeeTalkがこれまでに実施した女性起業家支援ワークショップの中で最大規模の、約1か月にわたる全50プログラムに延べ540人以上が参加したとのことだ。
参加者のコロナ禍による影響
参加者の約9割(88.3%)が従業員数5名以下の事業主で、新型コロナウイルスの感染拡大により売上が下がるなどの影響を受けていたという。
世界の女性経営者の87%が悪影響を受けており、日本でも女性起業家が以前から置かれている厳しい環境に拍車をかけていることが改めて分かったとのことだ。
女性起業家ならではの参加理由と課題
同プログラムに参加した理由として、「事業ノウハウが欲しい(77.13%)」、「女性起業家とネットワーキングしたい( 56.05%)」といった回答が多数を占め結果となった。
また、現状の自社の課題については、認知獲得やデジタル活用などが多く、女性起業家ならではの悩みも多いことが参加者の声から分かったとしている。
プログラム参加後、事業ノウハウ取得や、ネットワーキングを構築
同プログラムに参加後、89.80%が「学びや気づきを得られた」、93.73%が「今後ビジネスに役立つ」、97.65%が「今後また参加したい」と回答したという。
参加理由や課題にあがっていた、事業ノウハウの取得や女性起業家同士のネットワーキング構築につながったことがうかがえたとのことだ。
【実施概要】
名称:女性起業家支援プログラム
日時:2021年7月21日(水)〜8月26日(木)
内容:女性起業家・事業家のビジネスをサポートするための1ヶ月の学び、ネットワーキングのためのプログラム
参加費:無料(要事前申し込み)
主催:SK-II、meeTalk
協力:渋谷区、Facebook Japan、Google