ビズヒッツは、働く男女500人を対象に「仕事効率アップのために工夫していることに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化し公表した。

回答者の属性

自分の仕事効率がいいと思っている人は73.8%

まず、「ご自身の仕事効率はいいと思いますか?」と聞いたところ、回答は、「思う」「まあ思う」と答えた人が合わせて73.8%で、7割を超えた。

一方で「あまり思わない」「全く思わない」と答えた人は、26.2%。

「まだ仕事をはじめたばかりなので、わからないことが多い」などの意見もあったという。

仕事効率アップのために工夫していること1位は「タスク管理」

続いて「仕事効率アップのために工夫していること」を聞いたところ、1位になったのは「タスク管理」。

2位以下は「スケジュールを立てる」「システム・ツールの活用」と続いた。

8位以下にはいわゆる「報・連・相」など「同僚とのコミュニケーションを円滑にしておく」などが入った。

【1位 タスク管理】
・商談用の手帳とは別に「やることリストだけのノート」を作成。社内社外問わず依頼事項は全てそのノートに書き、やり忘れを防ぐ(20代女性)
・出社したら「今日必ずやるべきこと」を書き出します。書き出したメモをパソコンの横に貼り付け、仕事に取り掛かります(30代女性)
・前日に翌日の仕事をなるべく細かくリストアップし、優先順位をつける(40代男性)

「ToDoリストをつくる」「優先順位をつけてから仕事にとりかかる」という回答が多数寄せられたとのことだ。

【2位 スケジュールを立てる】
・前日に翌日のスケジュールを確認しておく(20代男性)
・始業前に1日のスケジュールを組み立てておく(30代女性)
・1日のスケジュールを頭に入れて行動することはもちろん、月単位・週単位でもスマホのスケジュールアプリで管理しています(40代女性)

【3位 システム・ツールを活用】
・デュアルディスプレイにしたり、ショートカットキーを活用して時短している(30代女性)
・PCへの入力作業などはVBAを利用して効率化を進めています(40代男性)
・仕事に必要な情報はノートパソコンひとつに集まるようにした上で、モバイルでも確認できるようにしてある(50代男性)

​仕事効率アップの参考にしているのは「上司・先輩・同僚」

続いて「仕事効率アップのために参考にしているものがある」と回答した241人に、何を参考にしているのか聞いたところ、1位は「上司・先輩・同僚」。

2位は「本・雑誌」となった。

【1位 上司・先輩・同僚】
・新入社員なので先輩を見習っている。その方は担当している業務が多いので、効率化の参考になる(20代男性)
・効率の良い上司の行動を覚えておいて、マネをする(30代女性)
・仕事の早い同僚の動きや手順などを見て参考にしています(40代女性)

「仕事が早い同僚」「社内で周りから評価が高い人」を参考にしているという回答が寄せられているとのことだ。

<調査概要>
調査対象:現在お仕事をしている人
調査日:2021年9月7日~9日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:500人(女性298人/男性202人