野村不動産、野村不動産ビルディングと、東日本旅客鉄道は、共同で推進している国家戦略特別区域計画の特定事業である、「芝浦一丁目プロジェクト」の事業者として、2021年9月28日に起工式を執り行い、2021年10月1日に着工すると発表した。
同プロジェクトは、浜松町ビルディングの建替事業として、今回着工するS棟と、2027年度着工のN棟からなるツインタワーの建設を予定しているとのことだ。
竣工予定時期:S棟2024年度、全体2030年度。
区域面積約4.7ha、高さ約235m、延床面積約55万㎡の、オフィス・ホテル・商業施設・住宅を含む、約10年間に及ぶ大規模複合開発だという。
東京湾岸部の新たなシンボルとして、東京の玄関口の景色を一新するとしている。
また、同プロジェクトでは、気候変動に対する緩和策として、最新の省エネ・省CO₂技術と、「自社施設等での創電」による再生可能エネルギーと、「カーボンニュートラル都市ガス」の導入等により、大規模複合開発における街区全体でのCO₂排出量実質ゼロを実現予定。
加えて、気候変動への適応策として、これからの街づくりに欠かせない、水害等の災害にも耐えられる性能を備え、都市機能の維持に取り組んでいく方針を示している。